
福井県福井市出身の三味線奏者、片桐あこさんによるクラウドファンディングのプロジェクトは9月18日、目標金額の100万円に到達。片桐さんは次の目標を155万円に定めた「ネクストゴール」の挑戦を開始した。締め切りは9月30日午後11時。
【寄付はこちら】福井の民謡“イッチョライ節” 出身みんなで話せる思い出づくりへ
端唄三味線の英流次期家元の片桐さんが、福井県内の小学校で三味線の巡回教室を催し、福井の民謡「イッチョライ節」を広めるプロジェクト。教室で使う三味線の購入費などを募った。
伝統文化を継承し、故郷福井への愛を育むという趣旨に賛同が集まり、締め切りまで10日余りを残して100万円を達成。片桐さんは寄付や励ましに感謝し「子どもたちに、より濃密な時間を過ごしてもらいたい」と、三味線の購入数を増やす挑戦を決めた。
ネクストゴールは期間中に目標金額に届いた場合、目標を上方修正できる仕組み。最終的に修正した金額に届かなくても、プロジェクトは成立となる。
プロジェクトは福井県による「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井銀行と福井新聞社も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、実質2千円でプロジェクトの後押しができる(寄付者の給与収入などにより控除額に上限あり)。
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