宝塚歌劇団月組トップスター瀬奈じゅん・千田真司夫妻が特別養子縁組で子どもを迎えた葛藤と喜びの日々を綴る。

不妊治療の辛い日々を乗り越え、 特別養子縁組で生後5日の子どもを迎えた、 元宝塚トップスターの瀬奈じゅんと千田真司ご夫婦の、 葛藤と喜びの日々を綴った、 ノンフィクション・エッセイ『ちいさな大きなたからもの~特別養子縁組からはじまる家族のカタチ~』が12月に発売する。

特別養子縁組で子どもを迎えた瀬奈じゅん、 千田真司夫妻の体験を通じて、 不妊治療に悩んでいる方や、 病気、 その他さまざまな事情で子どもををあきらめないといけないと思っている人たちにむけて、 産むことだけが選択肢じゃない。 特別養子縁組という選択肢もある。 ということを示した作品。 この制度の正しい情報をひとりでも多くの人に知ってもらい、 将来、 特別養子縁組家庭がひとつの”家族のカタチ””として、 当たり前に受け入れる社会になることを願う。

元宝塚のトップスター瀬奈じゅんは、 夫の千田真司と結婚したのを機に、 不妊治療を始める。 いつしか「妊娠」がゴールになっていた辛い治療の日々。 そんな中「特別養子縁組」という制度を知る。 これが最後と決めた不妊治療に挑むも、 結果は叶わず。 二人は涙した。

特別養子縁組で子供を迎えると決意したふたりは迎え入れの準備を進める。 ほどなくして迎え入れる子供が生まれたとの知らせが届く。 そのとき瀬奈さんは自分を取り巻く光の色合いが一気に変わったという。 そして生後5日の赤ちゃんを迎え、 新しい家族の日々がスタートした。

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