長崎―上海 定期航路40周年 県空港活性化協が乗客歓迎

乗客を歓迎する協議会の会員ら=長崎空港(県提供)

 中国東方航空が運航する長崎上海定期航空路線の開設40周年を記念し、県内自治体や商工会議所などでつくる県空港活性化推進協議会(会長・中村法道知事)は、大村市の長崎空港で乗客を歓迎した。
 中国東方航空長崎支店の張明支店長や長崎空港ビルディングの幸重孝典社長、同会員ら約30人が13日、横断幕や中国国旗の手旗を手に、上海から到着した乗客114人を出迎え、感謝のメッセージを記した記念切符や菓子などの記念品を手渡した。この日の搭乗率は96%だった。
 同路線は国内3番目の上海空路として1979年に開設。中国東方航空は同路線の定期便を現在の週2往復から週3往復へ増便する方針を示しており、さらなる交流人口拡大が期待されている。
 県国際観光振興室は「今後も交流の往来が続くよう、引き続き利用拡大に努めていく」としている。

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