秋空に舞う アカハラダカ 佐世保・烏帽子岳で渡りピーク

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アカハラダカ

 越冬のため朝鮮半島から東南アジアへ向かうアカハラダカの渡りがピークを迎え、佐世保市烏帽子町の烏帽子岳園地では、県内外のファンが秋空を飛ぶ美しい姿を楽しんでいる。
 日本野鳥の会県支部によると、体長約30センチの小型のタカ。烏帽子岳では9月いっぱい観察できる。今年は9月上旬に台風が接近したため、渡りの開始時期が遅れ、県支部が初めて確認したのは11日だった。この後、渡りに適した北寄りの風が吹き、一気にピークを迎え、14、15の両日には6千羽超が確認された。
 「あっ。来た、来た」「雲の上にいる」-。ファンは双眼鏡やカメラ越しに観察を楽しんでいる。県支部幹事の今里順一郎さん(64)=若葉町=は「めったにないが、千羽ぐらい大きな群れで飛ぶこともあり、圧倒される。鳥の色もきれいで、かわいい」と話した。

越冬地を目指し、秋空を羽ばたくアカハラダカ=佐世保市、烏帽子岳上空