BUBKA人気連載「スーパースター列伝～レジェンド漫画家編」がついに1冊の本に。時代を超えて愛されるキャラクター、ストーリーを生み出したレジェンド漫画家たちの13通りの「まんが道」がいまここに。
昭和から平成、令和という時代の変遷、そして子供から大人へ世代が変わっても愛され続ける「漫画」。国内だけでなく海外にも多くのファンが存在するカルチャー、その礎を築いたレジェンドたちにプロインタビュアー・吉田豪が取材した、月刊誌『BUBKA』の人気連載が単行本になった。
本書に登場する漫画家たちは、『あしたのジョー』や『コブラ』『ドーベルマン刑事』『まいっちんぐマチコ先生』『「島耕作」シリーズ』など、枚挙にいとまがない名作の生みの親。インタビューでは、それらの「作品そのもの」についてだけでなく、名作誕生の裏側、レジェンド漫画家たちが歩んできた、これまで語られることのなかったエピソードが満載。
単行本発売後も継続して行われる連載にこれまで登場した漫画家の他に、特別収録として著者が他媒体で取材を行った武論尊（『週刊アサヒ芸能』）、魔夜峰央（『パタリロ！ BEST GAG REMIX』）インタビューも収録している。
バロン吉元
「漫画を描くのも本気の遊びのひとつ 真剣にやらないとおもしろくない！」
平松伸二
「漫画の中で悪さをやってるので 私生活は平凡な人生を歩んでます」
寺沢武一
「俺の話は90％近くが嘘 今話したことも半分以上が嘘だね」
ちばてつや
「力石が死んだあとは苦しくってね 毎回吐くことを想像しながら描いてて」
一峰大二
「梶原一騎さんと真樹日佐夫さんには 足向けて寝られないよね」
小林まこと
「俺は多分サボるタイプなんで 漫画の内容で悩んだことがないんです」
えびはら武司
「僕が藤子スタジオに入る前は お茶くみの子がアシスタントでした」
日野日出志
「俺は博打打ちのせがれだから 漫画に人生を賭ける決心をした」
のむらしんぼ
「まいっか、みたいになるんですよ 最後は酒を飲んで酔ったもの勝ち」
谷村ひとし
「70年代は『マガジン』で80年代は『ジャンプ』 90年代にパチンコを知って大満足ですよ」
弘兼憲史
「失敗する前に失敗したときのことを考えたら 漫画家にはなっていない」
武論尊
「俺は本宮ひろ志の精神安定剤みたいな位置だったから 自然と漫画の作り方を覚えたのかもしれない」
魔夜峰央
「『翔んで埼玉』を読み返したとき こんなこと描いていいの？って思いましたから」
