不当解雇疑惑の“ブラック寺院”に電凸したら逆ギレ 高齢者を最低時給より200円安という劣悪な雇用

今後もどんどん追求していきます!(写真はイメージです)

9月23日は秋分日、お彼岸到来にあたって、お墓詣りなさる方々も多いでしょう。そんな中、仏教、僧侶に失望するような記事で恐縮です。

本サイト既報のブラック僧侶が不当解雇を行なって情報をキャッチ。

フジテレビ、日本テレビの社屋がかつては近くにあったので、好感度ランキングの女王タレントや、国会議員なども住んでいた東京都新宿区の元祖高級マンションの管理人の80代男性Aさんが被害者です。

このマンションは、高度経済成長期に隣接する寺院Zが分譲しました。最近では老朽化が進み、ネズミの駆除ができていないとのクレームもネット上に散見されています。住職に雇用されたマンション管理人は、東京都の最低時給を200円も下回るブラック待遇でした。しかも、Aさんは20年近くも勤務したのに、病み上がりに住職からの電話一本で解雇されたというのです。

寺院Zの住職Yに「ブラック坊主直撃電話」をしたところ、最初は絶句して44秒の沈黙の後に、

「えーなんのことですか それ?」

と、とぼけていました。

取材して事実確認したので、そういう事実はないとの主張かを確認したところ。

「な、な、ななん? どういう? アレですか?」

と動揺。

――アレとはなんでしょう?

「いや、あのぉー、アレですか? Aさんのことですか?」

いきなり、聞いてもいない被害者の名前を発して自爆。

「いやっ、どー……あのですね、今ですね、一応、その方とはうちでは雇用関係はありました」

しどろもどろになりながら、事実関係を吐露。

「今年になって、えー、二か月間、病欠をしまして、その後、こちらも管理体制を見直しまして、で契約を終了したいということで、その旨を伝えています」

――どうやって伝えたんですか。

「お電話で伝えました」

――なぜ文書ではなかったのでしょうか。

「あの、どうしてそういうことを答えないといけないんですか」

――懲戒請求を出された悪徳行政書士からの入れ知恵と取材済みですが。

「行政書士もいませんし、悪徳でもありません。キチンと手筈を踏んでます」

住職に法律的な入れ知恵をしているX行政書士がマンションの管理組合の理事にいる旨、行政書士会に住所、登録を確認した旨を伝えたところ、

「入れ知恵なんてしてもらってないですよ。Xさんが~。そこまで調べているんでしたらご存じではないですか。一応、管理組合で合議してAさんにやめていただくことにしました。」

先程の会話では存在しなかったはずの行政書士が登場。

――そもそも、最低時給の200円以下の700円で労働者を雇っているお寺があるということで取材していたら、お宅だということが分かったんです。

「……」

――もしもし、時給700円でした?

「……そう、時給とか、時給ではなく、あのですね……」

――事実確認ができました。ちょうどブラック坊主特集でいい記事になりますので、ありがとうございました。掲載の方お楽しみください。あとはご質問ございますか。

「……どうしてそういうことをするんですか? 物件は持っていますけど、管理組合と宗教法人は関係ないでしょう。管理組合の代表理事だけど、住職として代表理事をしているわけじゃない」

被害者意識にとらわれた住職が噛みついてきました。

――最初は、不当解雇問題、行政書士関与がないとおっしゃったのに、住職は色々と嘘をおっしゃっる方だとわかりました。

「嘘とかそういうことじゃないでしょう。混乱していて。ちょっと分からないです。こんなことはじめてなんだから」

なんと開き直って恫喝モードに住職は変身。

――修行が足りないのでしょうか。平常心が保てなくて何のための座禅ですか。住職だと何年修行なさっているんですか?

「それとこれとは別だろ!」

自分の親くらいの年齢の80代を20年近くも最低時給以下で雇用、有給休暇や休み時間、深夜労働手当も与えずに2ヶ月入院したら、電話一本で解雇。最悪のブラック企業も超越したブラック坊主。取材に対しても嘘、開き直り、詭弁、恫喝、これが仏様に仕えた住職の真の姿なのでしょうか。(文◎九頭龍腐流腐流)

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