ホークス千賀、右膝打撲も練習参加 倉野コーチ「明日も様子を見ないと」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

先発のバンデンハークに「期待は大きい」

 前日に右膝付近に打球を受けたソフトバンクの千賀滉大投手は20日、日本ハム戦(ヤフオクドーム)前の練習にいつもと変わらぬ表情で参加した。倉野信次投手コーチは「状態は確認しました」としながらも、まだ慎重な姿勢を崩さなかった。

 試合前練習を終えた投手陣が次々と引き上げてくる中、倉野コーチが取材陣の問いかけに応じた。19日の試合で右膝付近に打球を受けた千賀について、「明日も様子を見ないといけない状況です」と説明。引き続き慎重に経過を見たうえで、次回の登板日を決めるつもりだ。

 また、発熱で休みとなった甲斐野央もチームに合流。練習では投手陣にいじられまくっていたが、倉野コーチは「状態を見てからです」と語るに留めた。20日に先発するバンデンハークには「期待は大きい。実績もあるし、大事な試合の経験も多い。ブルペンを見る限り、真っすぐのキレもいい。行けるところまで行ってほしいが、本人も『この時期だから多少無理をしてでも』という気持ちは持ってくれていると思う」と期待を込めた。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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