2019スーパーGT第7戦SUGO 搬入日の様子

 9月21~22日に開催される2019年のスーパーGT第7戦SUGO。予選日を翌日に控えた9月20日、宮城県のスポーツランドSUGOには各チームのマシンが持ち込まれ、レースに向けた準備が進められた。

 スーパーGTの2019年シーズンも残すところ2戦。最終戦直前の第7戦が行われるのは、テクニカルコースのスポーツランドSUGOだ。

 レギュレーション上、これまでのシリーズ全戦に参戦している場合、第7戦からウエイトハンデ係数が×1となり、ハンデが半減される。チャンピオンを争っているチームは1点でも多くポイントを取りたいところだが、ここまで苦戦を強いられてきたチームも上位入賞を狙ってくることは間違いなく、このせめぎあいが激しいバトルを生み出すだろう。

 そして、それ以上にレースへ影響を与えそうなのが週末の天気だ。20日11時点での気象庁発表によれば、スポーツランドSUGOがある宮城県の降水確率は予選日の土曜日こそ20%だが、決勝日の日曜日は80%とかなりの確率で雨となる見込みだ。

 コース幅とエスケープゾーンが狭いSUGO戦は、毎年クラッシュなどアクシデントが起こりやすく“魔物が住む”とも言われるほど波乱の展開になりやすい。そこに雨が絡むとなれば、第6戦オートポリス以上に混沌としたレースとなってもおかしくはないだろう。

 第7戦SUGO、最初のセッションとなる公式練習は21日(土)9時からスタートする。

ARTAの鈴木亜久里総監督と土屋圭市エグゼクティブ・アドバイザー/2019スーパーGT第7戦SUGO
MOTUL AUTECH GT-R/2019スーパーGT第7戦SUGO
埼玉トヨペットGB マークX MC/2019スーパーGT第7戦SUGO
ピット作業の練習をするホンダ陣営/2019スーパーGT第7戦SUGO
KeePer TOM’S LC500をドライブするニック・キャシディ/2019スーパーGT第7戦SUGO
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3をドライブする吉本大樹/2019スーパーGT第7戦SUGO
小さなファンにサインする牧野任祐(Modulo Epson NSX-GT)/2019スーパーGT第7戦SUGO
サインに応える谷口信輝と片岡龍也/2019スーパーGT第7戦SUGO
ドイツ・ホッケンハイムで行われるDTMとの交流戦に向けて、シートポジションを決めるジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)
スポーツランドSUGOではレースウイークへ向けて、各チームが設営を進めた
ARTA NSX-GTをドライブする伊沢拓也と野尻智紀/2019スーパーGT第7戦SUGO
McLaren 720S/2019スーパーGT第7戦SUGO
DENSO KOBELCO SARD LC500/2019スーパーGT第7戦SUGO
サッシャ・フェネストラズ(リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)/2019スーパーGT第7戦SUGO
CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのボンネット。ダクト部分にはフィンが設けられている
MOTUL AUTECH GT-Rのボンネット。CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rとは異なり、ダクトにフィンがない
エヴァRT初号機 X Works GT-R/2019スーパーGT第7戦SUGO
PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE/2019スーパーGT第7戦SUGO
Hitotsuyama Audi R8 LMS/2019スーパーGT第7戦SUGO
レースに向けて設営が進むスポーツランドSUGOのピット
UPGARAGE NSX GT3、SUBARU BRZ R&D SPORT/2019スーパーGT第7戦SUGO
MOTUL MUGEN NSX-GT/2019スーパーGT第7戦SUGO
UPGARAGE NSX GT3/2019スーパーGT第7戦SUGO
マネパ ランボルギーニ GT3/2019スーパーGT第7戦SUGO

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