令和元年度 消防職員初任教育卒業式

 県消防学校で基礎的な訓練などを受け、初任教育を終えた消防職員の卒業式が、きょう行われました。

 卒業式に臨んだ68人の消防職員は6カ月間、機材の取り扱いなど880時間の基礎的な訓練を受けてきました。仲嶋元成・学校長は「忙しい日常業務の中でも初心を忘れず技術の向上に取り組んでほしい」と激励しました。

そして、卒業生を代表して子どもの頃交通事故で救助され、消防職員を志した坂本真士さんが感謝の言葉を読み上げ、活躍を誓いました。卒業生は今後救急の専門的な知識や技術を身に付けた後、配属先で経験を積みます。

「優しい消防士、地域住民の方々に一日もはやく貢献できる消防士になりたい」

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