中尾明慶が怪獣アニメのナレーション。「息子が『パパの声でしょ?』と気付いたんです」

NHK Eテレで9月27日スタートのアニメ「かいじゅうステップ ワンダバダ」の試写会が行われ、ピグちゃん役の声優・久野美咲、カネちゃん役の福圓美里、ダダちゃん役の真堂圭、ナレーションの中尾明慶が出席した。

同アニメは、ウルトラマンシリーズの怪獣たちがかわいい子どもになって活躍するストーリー。とおい宇宙のかなたのK10星雲チョーチイ星を舞台に、怪獣の子どものピグちゃん、カネちゃん、ダダちゃんの3人が困っている怪獣たちを助ける“かいじゅうやさん”を始め、「ワンダバダー!」を合言葉に友情を築き、人の心を思いやることを学んでいくもの。

ナレーションを担当した中尾は「うちの5歳の息子がすごくウルトラマンが好きで。でも、もう恐らくウルトラ隊員のオファーは来ないなと思っていた時にお話をいただき、ぜひやらせていただきたいと思いました」と意気込みを明かし、「息子も『面白いね!』と言っていました。5歳の息子が見ても分かりやすく、親の目線から見ても子育てを考えさせられるような作品になっています。ぜひ多くの方に見てもらいたいです」と見どころを語った。

さらに、「息子にはナレーションをしていることを言わずに見せたのですが、『パパの声でしょ?』と気付いたんです。驚きました」と告白し、「まだ出演しているドラマなどは見せていないのですが、『怪獣のお仕事しているパパすごい』と尊敬され、鼻が高いです」とうれしそうにしていた。

また、ピグちゃん役の久野は「火を吹いたり、空を飛んだりする特別な能力はないのですが、困っている友だちのために一生懸命になれる真っすぐなキャラクターです」と役どころを紹介し、カネちゃん役の福圓も「カネゴンという怪獣が元になっていますが、2話から登場してピグちゃんとお友達になって、ダダちゃんと3人で“かいじゅうやさん”を開きます。明るくてお調子者、どこか抜けている元気な男の子です。マイペースさが出せたら」。ダダちゃん役の真堂は「割とはっきりとものを言う子で、マイペースで柔らかいピグちゃんを泣かしたりします。でも怖いわけでなく、回を重ねるごとに優しさも出てきます。あと語尾に“ダダ”とつけます」とアピールしていた。

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