20日のプロ野球志望届 U18侍Jの4番、ベストナイン、夏甲子園V主砲ら提出で計145人

U-18W杯で活躍した東邦・石川昂弥【写真:荒川祐史】

ドラ1候補の東邦・石川は侍ジャパンU-18高校代表の4番を任され、打率.333、1本塁打、9打点

 日本高野連は20日、2019年度の「プロ野球志望届」の提出者一覧を更新。ドラフト1位候補の東邦(愛知)の石川昂弥、履正社(大阪)の井上広大、花咲徳栄(埼玉)の韮澤雄也ら9選手が新たに公示され、高校生はこれで89選手が提出となった。

 東邦の石川はエース、主砲としてチームを牽引し今春の選抜で優勝。高校通算55本塁打を記録すると「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の侍ジャパンU-18高校代表の4番を任され、打率.333、1本塁打、9打点をマーク。ドラフト1位指名に期待がかかる。

 今夏の甲子園で優勝した履正社の4番・井上は右の長距離砲。高校通算49本塁打をマーク。花咲徳栄の韮澤はU-18ワールドカップで「3番・一塁」で出場し、29打数10安打の打率.345、4打点を記録。本職は遊撃手だが、一塁手部門のベストナインで選ばれていた。

 また、全日本大学野球連盟も公式サイトで「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。福岡大の宮田輝星外野手、九州共立大の石原司外野手の2選手が新たに公示され大学生は56人が提出となった。福岡大の宮田は50メートル5秒7を誇る俊足のスイッチヒッター。1年秋からベンチ入りし、レギュラーになった3年春にはベスト9に選出された。今年の大学選手権に出場し、打率.625(8打数5安打)をマーク。

 これで「プロ野球志望届」を提出した高校生、大学生は合わせて145人となった。(Full-Count編集部)

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