「隠れるのが上手」 森きららでカエル展

ニホンヒキガエル(左上)に見入る子ども=佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で、14種類のカエルを集めた特別展が開かれている。11月24日まで。
 日本のカエルで最大の「ニホンヒキガエル」、見た目がコケにそっくりな「ベトナムコケガエル」、体が透けていて内臓などが見える「フライシュマンアマガエルモドキ」など国内外の珍しい種を展示。毎週土曜の午後1時からは、餌を食べる様子を観察できる「ぱくぱくガイド」を開く。
 北九州市から家族と訪れた宮崎美沙さん(36)は「普段見ることができないカエルばかりで、子どもも楽しそうだった」と笑みを浮かべた。飼育員の比嘉紋子さん(42)は「生息地によって体の色や形に違いがあるので、注目して見てほしい。隠れるのが上手なので、見つけるのも楽しんで」と話した。

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