台風17号 沖縄地方で最大瞬間風速47メートル 暴風などに厳重に警戒

千葉や伊豆諸島も連休中は雨降りやすい

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 大型の台風17号は、宮古島の東北東の海上を北上しており、先島諸島や沖縄本島地方の一部が暴風域に入っている。沖縄地方ではきょう朝は猛烈な風が吹き、沖縄地方と奄美地方ではきょうの夕方にかけて猛烈なしけとなる見込みだ。暴風や高波、高潮に厳重に警戒が必要となる。

台風 沖縄地方に接近中

 大型の台風17号は、きょう午前5時には久米島の南南西およそ120キロにあって、時速25キロで北北西へ進んでいる。中心の気圧は975ヘクトパスカル、最大瞬間風速は45メートルで、暴風域を伴っている。

 台風は沖縄地方にかなり接近していて、先島諸島や沖縄本島地方の一部が暴風域に入っている。沖縄地方では猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなっている。午前5時までの最大瞬間風速は、沖縄県渡嘉敷村で47.7メートル、那覇市で41.1メートルなどとなっている。また、日本の南から屋久島付近を通って東シナ海に前線がのびており活動が活発となっている状態だ。

台風北上に伴い、前線活動が活発な状態つづく

 台風はその後、東シナ海を北上し、あす22日(日)には対馬海峡付近を通過して日本海に進む予想。
 さらに、月曜日から火曜日にかけて日本海を北東に進み、温帯低気圧の性質を帯びつつ勢力を保ったまま、北陸地方から北日本に接近するおそれがある。また、台風の北上に伴い、前線活動も活発な状態が続く見込みだ。

暴風・高波・高潮

 引き続き、沖縄地方では朝のうちは猛烈な風が吹き、きょうの夕方にかけて沖縄地方や奄美地方の海は猛烈なしけとなりそうだ。
 九州北部地方でも、あすは猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなる見込み。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒が必要だ。
 台風の北上に伴い、月曜日から火曜日にかけては、北陸地方や北日本でも暴風や大しけとなるおそれがある。

 また、台風の接近に伴い、沖縄本島地方では潮位が高くなる見込み。あすにかけて、海岸や河口付近の低地での高潮による浸水や冠水に厳重な警戒が必要だ。

大雨・雷・突風

 台風が接近している沖縄地方や奄美地方では、雷を伴った激しい雨が降っているところがあり、前線に近い九州南部でも激しい雨の降っているところがある。
 台風の接近に伴って、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄地方や九州北部地方、九州南部・奄美地方では、あすにかけて大気の状態が非常に不安定となるとみられる。

 また、台風本体の発達した雨雲や前線の北上により、沖縄地方や九州北部地方、九州南部・奄美地方、四国地方では、あすかけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるところがありそうだ。

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要となる。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

 月曜日から火曜日にかけては、北日本でも大雨となるおそれがある。

千葉や伊豆諸島について

 復旧作業が続く千葉は、前線などの影響で連休中は雨が降りやすく、伊豆諸島では急な強い雨や雷雨に注意が必要だ。また、月曜日は台風の影響で南風が強まる見込みとなっている。
 復旧作業などは十分に注意し、怪我や事故のないよう無理のない範囲で行うことが肝要となる。