将棋の全国大会で快挙 佐世保高専 団体準V 三森さん準優勝 個人 田川さんが頂点

第26回全国高等専門学校将棋大会の男子個人戦で優勝した田川さん(右)と準優勝した三森さん=佐世保市沖新町、佐世保高専

 8月に福岡県で開かれた「第26回全国高等専門学校将棋大会」(実行委主催)で、佐世保工業高等専門学校(佐世保高専)の電気電子工学科5年の田川雄大さん(19)が男子個人戦で優勝、同3年の三森康平さん(18)が準優勝を果たした。団体戦では、佐世保高専チームが準優勝した。佐世保高専生の受賞はいずれも初めて。
 大会は21~23日に開かれた。個人戦は30校128人、団体戦は28校32チームが出場。個人戦、団体戦ともに勝ち残り式トーナメントで棋力を競った。
 4年ぶり2回目の出場だった田川さんは「優勝できると思っていなかったから、驚き半分、喜び半分といった気持ち」と心境を語った。初出場の三森さんは「これからはアマチュアの全国大会にいきたい」と意気込みを語った。

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