中国成立70周年で祝賀会 長崎県内政財界から500人

中華人民共和国成立70周年の節目を祝う劉総領事(右)ら=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 中華人民共和国成立70周年を記念した祝賀会が20日、長崎市内のホテルであり、県内の政財界などから約500人が出席した。
 中国は1949年10月1日に建国。国慶節(建国記念日)を前に在長崎中国総領事館が主催した。
 あいさつで劉亜明総領事は「長期にわたり長崎は中日地方交流の先頭に立ち、模範的な役割を果たしてきた」と評価。今月末に北京である記念式典に中村法道知事らが出席することなどに言及し「双方の友好交流と実務協力を新たな段階に推し進めたい」と述べた。
 中村知事は「中国の皆さんとの友好と信頼の絆をしっかりと次の世代に引き継がなければならない」と強調。今年で40周年を迎えた定期航空路線、長崎-上海線の増便計画を歓迎し「多くの皆さんに利用していただけるよう誘客強化に力を注ぎたい」と語った。
 瀬川光之県議会議長の発声で乾杯。参加者は中国獅子舞などを楽しみながら歓談した。

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