Googleマップ、検索履歴を隠せる「シークレットモード」をテスト開始。これでバレない

Google I/O 2019で、Google Mapsのシークレットモードを準備中とGoogleは発表したものの、その後は放置状態でした。しかしGoogle Mapsのプレビュー・テスト・グループのメンバーの何人かは、ようやくテストを開始したことを認めました。

これにより、深夜に家を抜け出してあんなことやこんなことを画策していることを、Googleから隠すことができるだけでなく、逢瀬の場所も安全に保つこともできるでしょう。

このモードは、Google Chromeにシークレットモードがあるように、Google Mapsにも専用モードを用意します。この「incognito」モードは、自分のアクティビティを追跡したくない場合に使用します。

当然、Googleアカウントとの関連付けを避け、検索した内容の履歴は残りません。この場合、Googleマップは同じ方法でユーザーのアクティビティを非表示にします。incognitoモードでは、検索した場所や道順を知ることはできないので、その点は注意が必要。

下記のツイートを見ると、シークレットモードを有効にするのがいかに簡単かわかります。有効または無効にするには、プロフィールをタップするだけです。ね?便利でしょ?

Coming soon to @googlemaps, when you turn on Incognito mode in Maps, your activity—like the places you search or get directions to—won’t be saved to your Google Account. Just tap from your profile picture to easily turn it on or off. #io19pic.twitter.com/z7GRkkmDbn

— Google (@Google) May 7, 2019

Android Policeによれば、Preview Mapsのバージョン10.26以上でこの機能にアクセスできるようになるようです。必要なのは、プロフィールをタップして 「Turn on Incognito mode (インコグニトモードを有効にする)」をクリックするだけ。これにより、位置ポインタの色が青から濃い灰色に変わり、プライベートモードであることが確認できます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら

© ティー・クリエイション株式会社