<レスリング>4選手とも上位進出ならず、86・97kg級のオリンピック出場枠は持ち越し…2019年世界選手権・第8日(2)

伏兵のサンマリノ(元米国)に不覚を喫した高谷惣亮=撮影・保高幸子

 【ヌルスルタン(カザフスタン)、世界選手権取材チーム】2019年世界選手権第8日は9月21日、カザフスタン・ヌルスルタンで男子フリースタイル4階級が行われ、日本は4選手とも上位進出はならなかった。86・97kg級のオリンピック出場枠獲得は持ち越しとなった。

 86kg級の高谷惣亮(ALSOK)は、1回戦でアジア選手権2位のアリガジ・ガミガジエフ(キルギス=元ロシア)を破り、2回戦もブルガリア選手を撃破。しかし3回戦で、米国のミシガン大出身で、母の国籍を選んだ欧州大会3位のマイリー・ナゼム・アミン(サンマリノ)に2-5で黒星。アミンが準決勝で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 61kg級の山口海輝(日体大)、79kg級の高橋夢大(京都・網野高)、97kg級の赤熊猶弥(自衛隊)は、いずれも初戦で敗れ。敗者復活戦に回れなかった。

 各選手の成績は下記の徹り。


男子フリースタイル

 【61kg級】山口海輝(日体大)   25選手出場
1回戦  ●[2-3]Tumenbileg, Tuvshintulga(モンゴル)

※敗者復活戦に回れず

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 【79kg級】髙橋夢大(京都・網野高)   23選手出場
2回戦 ●[0-5]Nabiev, Gadzhi(ロシア)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

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 【86kg級】高谷惣亮(ALSOK)   43選手出場
3回戦 ●[2-5]Amin, Myley Nazem (サンマリノ=元米国)
2回戦 ○[8-1]Dimitrov, Svetoslav(ブルガリア)
1回戦 ○[13-6]Gamigadzhiev, Aligadzhi (キルギス)

※敗者復活戦に回れず

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 【97kg級】赤熊猶弥(自衛隊)   26選手出場
1回戦 ●[Tフォール、4:22=1-11]Yergali, Alisher(カザフスタン)

※敗者復活戦に回れず

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