伊藤かりんが千葉雄大主演「盤上の向日葵」で女流棋士に

希代の天才棋士の悲しき半生を描く、NHK BSプレミアムで放送中の「プレミアムドラマ 盤上の向日葵」(日曜午後10:00)に、元乃木坂46のメンバーで、将棋アマチュア初段保持者の伊藤かりんが出演。9月29日放送の最終話に登場する。

同作は、2018年本屋大賞2位の同名小説が原作の本格ヒューマンミステリー。奨励会を経ずにプロとなり、タイトル戦に挑む異端の棋士・上条桂介を、同局連続ドラマ初主演の千葉雄大が演じている。

伊藤は2015年4月から19年3月までNHK Eテレ「将棋フォーカス」にレギュラー出演し、現在は将棋親善大使に就任するなど、将棋界でも活躍中。今回演じるのは、女流棋士・広岡知美。主人公の上条が、壬生と対局する竜昇戦最終局の大盤解説者という役どころだ。

演じるにあたって、伊藤は「最近は将棋ブームの流れもあり、将棋が絡んだ作品も多くありますが、中には将棋と聞くだけで身構えてしまう方もいらっしゃると思います。この作品は重厚なミステリーで、早く先が知りたくなる展開になっていて、個人的には将棋は+αとして気軽に見ていただくかたちでもとても面白い」と、作品の魅力をアピールしている。

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