未来富山、高岡商など4強 秋季県高校野球

富山工-高岡向陵 7回表高岡向陵1死満塁、宝里が勝ち越しの中犠飛を放つ=高岡西部

 第72回秋季県高校野球大会(県高野連、北日本新聞社主催)第5日は21日、県営富山と高岡西部の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決まった。創部2年目の未来富山が7―1で高岡南とのノーシード対決を制し、春、夏、秋を通じて初のベスト4入り。高岡向陵は5―3で富山工の反撃を振り切った。高岡第一は14―1で石動に五回コールド勝ちし、高岡商は4―0で魚津工を下した。第6日は22日、県営富山球場で準決勝2試合を行う。天候不良が予想されるため開始時刻を予定より早め、第1試合は午前9時に、第2試合は第1試合が終了次第始める。準決勝の勝者は、来春のセンバツ切符を懸け、10月12日に石川県で開幕する北信越地区大会に出場する。

石動-高岡第一 2回裏高岡第一1死満塁、中家が左越えに走者一掃の三塁打を放ち5点目を挙げる=高岡西部
高岡南-未来富山 9回を完投した高岡南の先発中村=県営富山
高岡南-未来富山 3回表未来富山2死二塁、津田の適時打で生還した渡邊(中央)=県営富山
魚津工-高岡商 9回裏魚津工2死一、二塁、マウンドの田中(右)に駆け寄る捕手の藤井=県営富山
富山工-高岡向陵 6回裏富山工1死二塁、右越えへ同点の適時三塁打を放ち三塁上でガッツポーズする澤田=高岡西部
石動―高岡第一 1回表石動2死二、三塁、今井飛が先制の中前適時打を放つ=高岡西部

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