MotoGP第14戦アラゴンGPの予選がモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したマルク・マルケス、ファビオ・クアルタラロ、マーベリック・ビニャーレスが会見に出席。予選を振り返るとともに、決勝レースへの展望を語った。
■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(予選ポールポジション)
「フリー走行1回目から、いいフィーリングを感じていたんだ。スタートにはとても大事なことだった。昨日は(フリー走行2回目に)小さな転倒をしたけれど、今日のフリー走行4回目では安定してリズムを刻んだ」
「予選ではもう少し(タイムを)期待できたかもしれない。けれど、セカンドアタックのタイヤでいいアタックができたとは思う。(明日のレースに向けて)いろいろなことを準備するように、集中する必要があるね」
「週末を通じて強い走りができているということは、ポジティブなことでもあり、ネガティブなことでもある。ネガティブな部分というのは、『プレッシャー』なんだ。(明日のレースでは)きっとライバルたちと争うのは大変だろうね。彼らのライディングも力強いから」
「プレッシャーをコントロールする必要がある。もちろん、(単独トップ走行中に転倒した)オースティンのことは頭にあるよ。あれは僕のミスだった。今はただ、集中をキープする必要がある。これまで、僕たちが行ってきた作業を維持することだ」
■ファビオ・クアルタラロ/ペトロナス・ヤマハSRT(予選 2番手)
「少しばかり苦労していたんだけど、フルタンク状態でのフィーリングはいい。レースペースもね。予選では、フルアタックをしたよ。自分のなかでもベストラップだったと思う。予選でのラップタイムとレースペースにはとても満足しているよ」
「フリー走行4回目のレースペースでは、戦えると言うのは難しかった。けれど、いいペースをつくり出すことができた。レース序盤の5周がとても大事だ。ライバルたちについていけるようにベストを尽くすよ」
■マーベリック・ビニャーレス/モンスターエナジー・ヤマハMotoGP(予選 3番手)
「フリー走行4回目では特に、ユーズドタイヤでいい感じだったよ。リズムもいいし、スピードも維持している。明日に向けて、まだ少し改善が必要だとは思う。明日は簡単ではないレースだと思うけれど、リズムもあるし、最大限の準備をしよう」
「僕たちにとって、オープニングラップは難しい。だけど、この周に1番手にいられるように尽くそう。確かに、ロングストレートは僕たちにとって厳しいけれど、僕たちにはそのほかに、強みがある」