「四日市港霞ヶ浦地区北埠頭の整備を進める会」設立 商議所と港利用促進協議会

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 【四日市】四日市港霞ヶ浦地区北埠頭への新たなコンテナ耐震強化岸壁の早期整備に向け、四日市商工会議所と四日市港利用促進協議会は20日、「四日市港霞ヶ浦地区北埠頭の整備を進める会」を設立した。同商議所が会長、知事と四日市市長が名誉会長となり、国などに早期整備への要望活動をしていく。

 同会はこのほか、同協議会が副会長を務め、会員として四日市港運協会、同港管理組合、関連企業六社などが名を連ねた。

 同会によると、同地区では、外国貿易コンテナ取扱量が近年伸びていることに加え、昨年12月から完成自動車の輸出が再開。今秋以降はバイオマス発電燃料の新規輸入も始まるなど取り扱い貨物が大幅に増加する見込み。国内外の大型クルーズ船が継続して寄港するなど物流・観光の両面で活況を呈している一方で、コンテナターミナルが南北の埠頭(ふとう)に分散し、非効率な荷役形態となっている。モータープールの不足など、埠頭内の混雑を背景に多くの問題が顕在化しており、荷主、船社、港運事業者から生産性向上に向けた港の機能集約・強化が求められている。また南海トラフなど大規模地震発生時にもコンテナ物流機能が維持される必要があるとして、耐震強化岸壁の整備が必要としている。

 同会では、要望・啓蒙活動のほか、関連情報の収集・発信などをする。10月7日には「四日市港霞ヶ浦地区北埠頭81号岸壁の早期事業化」について国土交通省に要望活動をする予定。