2019年F1シンガポールGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは5番手だった。ボッタスはFP3で4番手、予選Q1でトップ、Q2で5番手だった。Q3のタイムは1分37秒146で、グリッド3列目からのスタートとなった。
ボッタスは予選後、Q3最後のランのアウトラップ終盤にルイス・ハミルトンにオーバーテイクされたことで、アタックラップへの準備が妨げられたと不満を漏らしている。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 予選=5番手
残念な結果になってしまった。今日はもっと上位を獲得できる可能性があったはずなんだ。予選では今週末で一番マシンの感触がよく、とても乗りやすかった。実際のところQ1を終えた段階では、今日はフロントロウをかけて戦えるかもしれないと思えて、かなり満足していたんだ。
ところがフェラーリはどんどん速くなっていって、タイムを更新し続けて、最終的に僕らには対抗することができなかった。
さらに、Q3は全くスムーズにいかなかった。2回のアウトラップ両方でトラフィックにはまってしまい、タイヤの準備を理想的な形で進めることができず、それが計測ラップに影響した。
明日は難しいレースになりそうだ。5番手からのスタートは理想的ではないが、闘志を持ってレースに挑もう。シンガポールでは通常、多くの出来事が起こるものだから、チャンスを見逃さず、それをしっかり生かせるよう、努力していく。
(Q3最後のランでのハミルトンとの一件についてCrash.netに語り)前にレッドブルがいたから、スペースを作ろうとしてペースを落としていた。ルイスは僕の前に1台いるとは知らずに、僕がゆっくり走って楽しんでいたと思ったのかもしれないが、もちろんそんなことはない。彼が前に出たことで、僕はさらに減速しなければならなかった。同じことが二度と起こらないように、チーム内で話し合いをしている。