強豪6カ国が熱戦 バレー女子W杯富山大会開幕

大勢の観客の前で高いレベルのプレーを見せるカメルーン(白)とオランダ(紺)の選手=富山市総合体育館

 バレーボールのワールドカップ(W杯)女子富山大会は22日、富山市総合体育館で開幕した。2018年世界選手権優勝のセルビアや同4位のオランダなど強豪6カ国が24日まで熱戦を繰り広げる。

 富山大会は、14~29日の日程で行われているW杯の一環。W杯は日本を含む12カ国が参加し、富山市のほか横浜、札幌、大阪、浜松の各市を巡回しながら開催されている。

 初日は韓国がアルゼンチンに3-1、オランダがカメルーンに3-0、ロシアがセルビアに3-1でそれぞれ勝った。2日目の対戦カードは韓国-オランダ、カメルーン-セルビア、ロシア-アルゼンチン。各日午前11時から第1試合が始まる。

 会場にはバレーボールファンら約3千人が詰め掛け、世界レベルのプレーに歓声を上げた。魚津男子バレーボールスポーツ少年団の菅田遥太郎君(12)は「外国チームの試合を生で見るのは初めて。コースを狙ったスパイクがすごい」と話した。

 富山大会は国際バレーボール連盟主催。日本バレーボール協会と、県バレーボール協会、富山テレビ放送、北日本新聞社などでつくる組織委共催。

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