根強い”役割分担意識”で女性の負担大。家事に関するアンケート調査で

©アルヒマーケティング株式会社

総務省の労働力調査によると、日本の共働き世帯は年々増加していることが分かっています。専業主婦が減り、外で働く女性が増える中、家庭内の家事はうまく分担できているのでしょうか。

インターネットリサーチ事業を展開しているマイボイスコム株式会社が実施した「家事に関するアンケート調査(第4回)」によると、家事について負担を感じている女性は、男性よりも多いことが明らかになりました。

毎日行う家事は女性が担うケースが多い

マイボイスコム株式会社が実施した調査によると、「普段自分で行っている家事は?(複数回答可)」という問いに対して、夫(男性)の4割強~5割強が「ゴミだし・分別」「食品の買い物」「日用品の買い物」「風呂掃除」「食後の食器を洗い場に運ぶ」を選んでいました。一方、妻(女性)の結果を見ると、「食品の買い物」「洗濯物を干す」「日用品の買い物」「洗濯物をたたむ」「洗濯物をしまう」「料理、食事の支度」を選んだ人がそれぞれ9割弱にのぼっています。男性はゴミ出しや買い物といった数日おきに行う家事や、簡単な片付けが中心であるのに対し、女性は料理や洗濯といった毎日しなければいけない家事をメインに行っているようです。

出典:マイボスコム株式会社HP

家事にかける時間は女性の方が長い

平日1日あたりの家事にかける時間については、全体では「30分程度」と「1時間程度」の合計が4割を占める結果となりました。しかし男女別に見ると、男性の6割がこの時間区分を選んでいるのに対し、女性は2.5割にとどまっており、「2時間程度」から「3時間程度」という人の方が多いようでした。

男女の就業時間の差や、根強い役割分担意識が女性の負担が増加する原因として考えられる

2018年の男女共同参画白書によると、「週間就業時間60時間以上の雇用者の割合」は女性に比べて男性の方が高い傾向があります。男性は仕事で家を空ける時間が女性より長いため、家事を行う時間が短くなっている可能性は考えられます。

また、2016年に公表された内閣府の「男女共同参画社会に関する世論調査」では、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という、性別役割分担意識に「賛成」する人が40.6%という結果も示されています。このような価値観から、妻が負担する家事の割合が高くなっていることもあるかもしれません。

日常の家事に負担を感じている女性は、男性の約2倍

最後に、日常の家事を「負担に感じる」「やや負担に感じる」という人の合計を男女別に見ると、男性が3割弱であるのに対し、女性は6割弱でした。やりたくないと感じる家事の内容は、「風呂掃除」「トイレ掃除」「台所の掃除」「料理、食事の支度」「アイロンをかける」「雑巾がけ、拭き掃除」「窓拭き」などで、掃除に関する項目が目立ちました。男性が家事を担当する場合、掃除を選ぶと女性の負担が減るのかもしれませんね。

出典:マイボスコム株式会社HP

「家事に関するアンケート調査(第4回)」の詳しい結果はこちら(https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=25305)

【調査概要】
■調査対象「MyVoice」のアンケートモニター
■調査方法:インターネット調査
■調査時期:2019年08月01日~08月05日
■回答者数:10,116人
■調査機関:マイボイスコム株式会社

ニュース参照元:PRTIMES
ニュース情報元:マイボイスコム株式会社