巨人が5年ぶりVのセ、MVPは誰? 大本命は坂本勇、山口俊や丸も候補

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巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

坂本勇は打率、本塁打、打点のいずれもリーグ上位の成績

 21日のDeNA戦に勝ち、5年ぶり37度目のセ・リーグ優勝を果たした巨人。原辰徳監督が4年ぶりに復帰すると、復帰1年目で見事に頂点に立った。歓喜の胴上げは8回。原監督は監督して積み上げてきた優勝回数と同じ、8度、横浜の夜空に舞った。

 5年ぶりに頂点に立った巨人だが、では、果たして今季のセ・リーグMVPは一体、誰になるだろうか? 過去2年は、広島に在籍していた丸佳浩外野手が受賞し、これまで優勝チーム以外から選出されたのは、1974年の王貞治氏(巨人、現ソフトバンク球団会長)、そして2013年のバレンティン(ヤクルト)の2度しかない。

 今季、MVPのゴリゴリの大本命は、やはり開幕からキャプテンとしてチームを引っ張ってきた坂本勇人内野手以外にいないだろう。

 リーグ優勝を決めた21日時点でリーグ5位の打率.313をマークし、39本塁打は同2位、93打点は同4位と主要打撃部門でいずれも上位につける。170安打はリーグトップと、申し分のない打撃成績を残した。文句なしのMVP最有力候補だと言えるだろう。

 対抗となるのは山口俊投手。ここまで両リーグトップの15勝をマークし、負け数も4つ。勝率.789も規定投球回数到達者の中ではダントツのトップだ。防御率2.98もリーグ4位の好成績。エースの菅野が腰の不安などでフル回転できなかった中で、ローテを引っ張ってきた。5年ぶりVの立役者の1人と言えるだろう。

 もう1人、候補となるとすれば、広島からFAで加入した丸佳浩外野手だろう。優勝を決めるまで全138試合に先発出場し、これはチームで丸1人だけ。138試合に出場している坂本、岡本もスタメンから外れたことがあった。その中でリーグ9位の打率.294、27本塁打89打点をマーク。昨季よりも成績は低下しているものの、さすがの成績を残している。3年連続MVPはセ・リーグでは過去に達成者はいない。

 巨人以外で候補になるとすれば、広島の鈴木誠也外野手、DeNAのネフタリ・ソト内野手の2人か。鈴木は打率.335がリーグトップ、28本塁打87打点と好成績を残している。ソトはここまで42本塁打106打点で2冠王。2年連続で40本塁打をマークし、圧巻のパフォーマンスを発揮した。

 とはいえ、2013年のバレンティンはNPB記録を更新する60本塁打、1974年の王貞治氏は3冠王に輝いており、歴史的な活躍を見せている。となれば、今季は優勝の巨人から選出されるのが妥当。大本命の坂本勇が初の栄誉に輝くことになるだろうか。(Full-Count編集部)