わんぱく力士、はっけよい 牛ヶ首用水記念相撲大会

個人戦4年生以下の部の決勝で、白熱した土俵際の攻防を繰り広げる児童=県体育協会相撲場

 第26回牛ヶ首用水記念相撲大会が23日、台風の影響で会場を牛ヶ首神社(富山市松木)から県体育協会相撲場(同市五福)に変更して行われ、富山と射水両市の18小学校の児童103人が力強い取組を見せている。

 牛ヶ首用水土地改良区と市相撲連盟が主催。個人戦は4年生以下、5年生、6年生の3部門に分かれ、トーナメントで優勝を争った。団体戦には13チームが出場し、予選を勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントで順位を決めた。

 児童たちは土俵周りに集まった仲間や家族らの声援を受け、激しくぶつかったり、巧みな技を繰り出したりし、熱戦を繰り広げた。

 1627年に始まった大会は相撲人口の減少を受けて1967年に中断したが、93年に再開した。北日本新聞社協賛。

巧みな足技を繰り出す児童
立ち合いで互いに激しくぶつかる児童たち

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