西武、“代打の神様”メヒアが勝ち越し打! 8回2死満塁での走者一掃打に「最高!」

8回に勝ち越し二塁打を放った西武のエルネスト・メヒア【画像:パーソル パ・リーグTV】

同点に追いつかれた直後の8回2死満塁で値千金の一打

■楽天 – 西武(23日・楽天生命パーク)

 西武は土壇場で勝ち越しに成功した。23日、敵地・楽天生命パークで行われた楽天戦。同点に追いつかれた直後の8回、2死満塁で代打メヒアが起死回生の走者一掃の適時二塁打を放って、大きな大きな勝ち越し点が生まれた。

 先発の本田が7回にブラッシュに2ランを浴びて同点とされた。イヤな雰囲気が漂う中で、助っ人のバットがチームに大きな勝ち越し点をもたらした。8回2死から中村、外崎、山川の3人が相次いで四球を選び、3連続四球で満塁のチャンスを作った。

 ここで西武ベンチはとっておきの代打メヒアを投入。簡単に2球で追い込まれたメヒアだったが、1ボール2ストライクからの4球目、内角の真っ直ぐを弾き返した打球は左中間にポトリと落ちた。3人の走者が次々に生還。大きな3点の勝ち越し点を生む一打となり、メヒアは「チャンスの場面でチームの勝ちを引き寄せるツーベースが打てて最高!」とコメントした。

 優勝へのマジックを「3」としている西武。勝てばマジックを自力で減らせる反面、楽天に敗れソフトバンクが勝つと、マジック消滅、ソフトバンクにマジックが再点灯する、負けの許されない重要な一戦となっている。(Full-Count編集部)

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