YOSAKOIさせぼ祭りに向け踊りアピール 五番街で250人パレード

新しい総踊りを披露するパレードの参加者=佐世保市、させぼ五番街

 毎年秋に長崎県佐世保市で開く西日本最大級のよさこいイベント「第22回YOSAKOIさせぼ祭り」(10月18~20日)をアピールするパレード祭りが23日、同市新港町のさせぼ五番街であり、市内の7チーム約250人の踊り子が一足早く華麗な演舞を披露し、来場者を魅了した。
 実行委が初めて企画。各チームは遊歩道約100メートルを練り歩きながら元気いっぱいに踊り、沿道の来場者は手拍子をして盛り上げた。本番に向けて新しく作った総踊り「DAIDEN!~大伝海伝~」の曲と振り付けもお披露目。方言の「誰でも」という意味を込めて全チームで踊った。
 よさこいチーム「長崎県立大学リズム戦隊メロディアス」の代表、山田耀介さん(20)は「本番に向けて仕上がりを確認できた。みなさんの拍手が温かく、佐世保の雰囲気の良さを感じた」と笑顔。家族の応援で駆け付けた同市中里町の久保田亜紀さん(49)は「本番へのわくわく感が高まった。パレードはいい取り組み」と満足そうだった。

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