スプリンガー3本塁打で大勝 アストロズが地区3連覇

【エンゼルス5-13アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

地区優勝へのマジックナンバーを「1」としていたアストロズは、リードオフマンのジョージ・スプリンガーが先頭打者アーチを含む3本塁打を放つ大活躍を見せるなど、エンゼルスに13対5で大勝。ア・リーグ西部地区での3年連続地区優勝が決定した。アストロズ先発のジャスティン・バーランダーは、5回92球を投げて被安打6、奪三振5、与四球2、失点2という内容で今季20勝目(6敗)をマーク。シーズン20勝はMVPとサイ・ヤング賞を同時受賞した2011年(24勝)以来自身2度目となった。一方のエンゼルスは、先発のホゼ・ロドリゲスが2回4安打3失点でメジャー初黒星(0勝)。リリーフ陣も失点を重ね、大敗を喫した。

初回に36号先頭打者アーチを放ったスプリンガーは、2回裏に37号勝ち越し2ラン、4回裏に38号ソロを放ち、5打数3安打4打点の大暴れ。スプリンガーの活躍もあって4回終了時点で4対2と2点をリードしたアストロズは、5回裏にアレックス・ブレグマンの39号2ラン、ロビンソン・チリーノスとホゼ・アルトゥーベのタイムリーなどで6点を追加し、6回裏にはアレドミス・ディアスに8号3ランが飛び出してさらにリードを広げた。その後、7回裏にアンドレルトン・シモンズのタイムリーなどで3点を失ったものの、8回表は5番手のクリス・デベンスキー、9回表は6番手のロベルト・オスーナが三者凡退に抑えて13対5で試合終了。ブレグマンは「地区優勝は僕たちの最初の目標だ。みんな喜んでいるけど、満足している人は1人もいないよ」と語り、地区優勝を喜びつつも、その先にある目標をすでに見据えていた。

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