「今、過小評価されている10名のスーパースター」

先日、PSGの監督を務めているトーマス・トゥヘル氏が「カリム・ベンゼマは世界で最も過小評価されている選手」と発言して話題になった。

それを受けて、『Marca』はユーザーの投票によって過小評価されている選手をランキング化しようと試みた。その結果はこうなっているぞ。

10位:ファビーニョ(リヴァプール)

リオ・アヴェからレアル・マドリー、モナコを経てリヴァプールに加入したファビーニョ。サイドバックからボランチに転向したことがきっかけとなり、世界最高クラスの選手に成長した。PK職人の顔も持つ。

9位:アクセル・ヴィツェル(ボルシア・ドルトムント)

珍しいキャリアを歩んできたヴィツェル。ベンフィカで1年プレーした後にロシアへ行き、さらに中国を経てドイツへとやってきた。その中で全く自分のレベルを落とさなかったことが素晴らしい。

8位:セサル・アスピリクエタ(チェルシー)

マルセイユからチェルシーにやってきて以来公式戦344試合に出場してきたアスピリクエタ。最終ラインであればどこでもこなせる応用力と安定感。どんな監督も欲しがるだろう。

7位:ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)

2015-16シーズンにリヴァプールへやってきてから192試合に出場。ゴール数は66に過ぎないが、チームを助けるプレーの数々はまさに神業だ。サッカーを知り尽くしたFWである。

6位:ベルナルド・シウヴァ(マンチェスター・シティ)

プレミアリーグで圧倒的な存在感を示すマンチェスター・シティ。ベルナルド・シウヴァはその中で決して最高クラスの称賛を得ているわけではないが、彼こそが最も重要な選手であると言っても過言ではない。

5位:セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)

バルセロナの攻撃的なスタイルを支えているのは間違いなくセルヒオ・ブスケツだ。後方から守備を締め、さらに攻撃の起点となる彼の存在なくして、「ティキ・タカ」が生きることはない。

4位:パコ・アルカセル(ボルシア・ドルトムント)

2018-19シーズンにバルセロナからボルシア・ドルトムントに移籍して以来、世界最高クラスの得点能力を見せつけているアルカセル。スーパーサブの立場も得意であるため、世界で最も使いやすいFWかもしれない。

3位:ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー)

ベンフィカからアトレティコ・マドリーにやってきてから212試合に出場し、わずか142失点しかしていないオブラク。シメオネ監督の功績の一つは、彼を世界トップクラスのGKに成長させたことであろう。

2位:エンゴロ・カンテ(チェルシー)

むしろ「どうしてもスター感が出ないタイプ」と言ってもいいだろう。彼の謙虚すぎる雰囲気と性格のため、活躍しても目立つことがないだけだ。「過小評価されているというイメージ」が最も先行している選手であろう。

1位:カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)

クリスティアーノ・ロナウドを長く支えながら469試合に出場し、226ゴール111アシストを記録してきた。レアル・マドリーにこれほど貢献した選手でありながら、エースとして扱われたことがあまりないというのも珍しい。そして、ロナウドが抜けたあとはチームの成績があまり良くないという点もあり…不運なめぐり合わせだ。

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