広島長野が打率.538と爆発、阪神藤川は3セーブと健在 19年第26週投打5傑【セ編】

広島・長野久義【写真:荒川祐史】

巨人が5年ぶり37回目のリーグ優勝、CS争いに注目が集まる

 巨人の優勝が決まったセ・リーグ。関心はポストシーズン進出に集まっている。

 26週目のセ・リーグ。

【セ・リーグ9/23時点での順位】

1 巨人(140試76勝62敗2分 率.551 差–)
2 DeNA(140試70勝67敗3分 率.511 差5.5)
3 広島(142試70勝69敗3分 率.504 差6.5)
4 阪神(139試65勝68敗6分 率.489 差8.5)
5 中日(138試66勝70敗2分 率.485 差9.0)
6 ヤクルト(141試58勝81敗2分 率.417 差18.5)

【セ・リーグ第26週(9/17-9/23)の勝敗】

1 阪神 4試3勝1敗0分 率.750
1 中日 4試3勝1敗0分 率.750
3 巨人 6試3勝3敗0分 率.500
4 ヤクルト 5試2勝3敗0分 率.400
5 広島 3試1勝2敗0分 率.333
6 DeNA 4試1勝3敗0分 率.250

 巨人が5年ぶり37回目のリーグ優勝を達成。3位の広島は残り1試合、残り試合が多い阪神、中日には3位になる可能性が残されている。

【打者5傑】

○安打

1 大和(De)7
1 岡本和真(巨)7
1 長野久義(広)7
1 大島洋平(中)7
5 塩見泰隆(ヤ)6
5 坂本勇人(巨)6
5 大城卓三(巨)6
5 近本光司(神)6
5 福田永将(中)6

〇本塁打

1 坂本勇人(巨)3
2 岡本和真(巨)2
2 大島洋平(中)2
2 大城卓三(巨)2
2 ソト(De)2

〇打点

1 岡本和真(巨)6
1 ソト(De)6
3 長野久義(広)5
3 梶谷隆幸(De)5
3 山田哲人(ヤ)5
3 福田永将(中)5

〇盗塁

1 近本光司(神)2
 1盗塁12人

〇打率 規定打席以上

1 長野久義(広).538
2 大島洋平(中).467
3 大和(De).438
4 塩見泰隆(ヤ).429
5 會澤翼(広).400
5 福田永将(中).400

○RC(Run Create)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味

1 大城卓三(巨)5.82
2 坂本勇人(巨)5.79
3 塩見泰隆(ヤ)5.68
4 岡本和真(巨)5.39
5 大島洋平(中)5.34

 広島長野が13打数7安打の打率.538とシーズン終盤に本来の力を発揮。巨人の大城は6安打1二塁打2本塁打、坂本勇人は3本塁打とリーグ優勝に貢献。

ヤクルト小川は完封勝利、阪神藤川は3セーブとベテランが意地を見せる

【投手5傑】

〇勝利数

1 小川泰弘(ヤ)1
1 西勇輝(神)1
1 山口俊(巨)1
1 柳裕也(中)1
1 石川雅規(ヤ)1
1 三嶋一輝(De)1
1 古川侑利(巨)1
1 R.マルティネス(中)1
1 岩崎優(神)1
1 ロドリゲス(中)1
1 大竹寛(巨)1
1 ヘルウェグ(広)1
1 ガルシア(神)1

〇セーブ数

1 藤川球児(神)3
2 R.マルティネス(中)1
2 デラロサ(巨)1
2 岡田俊哉(中)1

〇ホールド数

1 田口麗斗(巨)2
 1ホールド16人

〇奪三振数

1 小川泰弘(ヤ)9
2 高橋遥人(神)7
2 石田健大(De)7
4 山口俊(巨)6
4 大瀬良大地(広)6
4 上茶谷大河(De)6
4 ブキャナン(ヤ)6
4 梅津晃大(中)6
4 今永昇太(De)6
4 フランスア(広)6

〇防御率(規定投球回数以上)

1 小川泰弘(ヤ)0.00
1 上茶谷大河(De)0.00
2 大瀬良大地(広)1.35
3 ブキャナン(ヤ)1.50
3 小笠原慎之介(中)1.50
3 柳裕也(中)1.50
3 メルセデス(巨)1.50

〇PR(PitchingRun)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回÷9で算出 リーグ防御率は4.40。

1 小川泰弘(ヤ)4.40
2 上茶谷大河(De)3.10
3 大瀬良大地(広)2.26
4 ブキャナン(ヤ)1.94
4 小笠原慎之介(中)1.94
4 柳裕也(中)1.94
4 メルセデス(巨)1.94

 ヤクルト小川が完封勝利、DeNA上茶谷は7回1/3を零封。救援では阪神藤川が3セーブの活躍を見せた。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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