フォーテリックスが測定可能シナリオ記述言語(M-SDL)の公開と提供で、次第に深まるADASと自動運転車の安全性のギャップを標的に

フォーテリックスが測定可能シナリオ記述言語の公開と提供で、ADASと自動運転車の安全性ギャップを標的に

フォーテリックスが測定可能シナリオ記述言語(M-SDL)の公開と提供で、次第に深まるADASと自動運転車の安全性のギャップを標的に

オープンで共通的標準のシナリオ記述言語は、実証、検証、測定可能な安全性の堅固なシステム構築の基本

AsiaNet 80687

テルアビブ(イスラエル)、2019年9月24日/PRニュースワイヤー/ --
自動運転車の測定可能な安全性を可能にするとの使命を担い、イスラエルに拠点を置くスタートアップ、フォーテリックス(Foretellix:https://www.foretellix.com/)は本日、測定可能シナリオ記述言語(M-SDL:Measurable Scenario Description Language )をADASとAVエコシステムで利用できるようにし、言語概念を自動化システムと測定システムの国際標準化団体(Association for Standardization of Automation and Measuring Systems)の標準委員会に提供したことを発表しました。M-SDLは、オープン言語で初めて車両安全性の実証および検証に使用される今日のフォーマット、言語、メソッド、評価基準では不十分な様々な点に対処します。

フォーテリックスはまた、M-SDLに関する業界フィードバックと改良のメカニズムを提供するM-SDLパートナーズ・プログラム(M-SDL Partners Program)を発表しました。AVLリスト(AVL List GmbH)、ボルボ・グループ(Volvo Group)、ユニティ・テクノロジーズ(Unity Technologies)、ホリバ・ミラ(Horiba Mira Ltd)、テュフズード(TÜV SÜD)、オートモーティブ・アーティフィシャル・インテリジェンス(AAI:Automotive Artificial Intelligence)、メタモト(Metamoto Inc)、ベクター・ゼロ(Vector Zero Inc)、ブリストル大学トラストワージー・システム研究室(Trustworthy Systems Lab of Bristol University)、フロリダ・ポリテクニック大学先進モビリティー研究所(Advanced Mobility Institute of Florida Polytechnic University)他が会員となっています。

多くの業界エキスパートが指摘するように、シミュレーションや路上テストの走行距離に基づく安全策と評価基準、ディスエンゲージメント(離脱)の数、従来のテスト範囲の全てまたはどれかが不十分、拡張不能で共有・再使用しにくくなっています。

その上、自動制御不可能なAVの動きと交通量により、テストが実際に目標のシナリオ通りであるか、または意図したテスト範囲を評価しているのかに関してディベロッパーは確信が持てません。これらの技術では、これまで知られていなかった危険なエッジケースのシナリオを特定するのにも、バーチャルおよびフィジカルなテストプラットフォーム全体で対象の評価基準を集約するのにも適切ではないのです。

M-SDLの公開・提供により、ツール販売者、サプライヤー、ディベロッパーは、以下のことができるようになります。
1)共通で人が読める高レベル言語を使ってシナリオの記録、再使用、共有を簡略化
2)いかなるシナリオと運転条件の組み合わせでも容易に指定して、これまで知られていなかった危険なエッジケースを特定
3)AVの安全性実証に不可欠な自立機能性の範囲を、テストやテストプラットフォームとは関係なく監視・測定

フォーテリックスCEOのZiv Binyaminiは、次のように語ります。「標準がないこと、再使用や共有を妨げるメソッドや評価基準などのため、測定可能な安全性を実現する能力は未だ限られており、また拡張できません。当社はオープンエコシステムとオープン標準を信じており、オープン言語の標準作りに努めるASAMを積極的にサポートしています」

入手
M-SDL仕様のバージョン0.9、M-SDLの概説、M-SDLパートナープログラムの申し込みについては、現在https://www.foretellix.com/open-language/でご覧になれます。フォーテリックスはまた次世代オープンシナリオ(OpenSCENARIO)標準作成支援で積極的な役割を果たすべく、M-SDLの概念をASAMに提供しました。

フォーテリックスについて
フォーテリックスの使命は、「走行距離」から「走行範囲の質」への変革により可能になった自動運転車の「測定可能な安全性」を実現することです。

フォーテリックスは、測定可能な実証と検証におけるパイオニアたちのチームが設立し、高度に自動化され半導体業界で広く導入済みの手法で走行した範囲を用いていました。同社は、自動走行車の安全性実証と検証の方法を改良、調整しました。

フォーテリックスのフォーティファイ技術(Foretify Technology)には、オープンで高レベルの測定可能シナリオ記述言語(M-SDL)、インテリジェントでスケーラブルなオートメーション、分析方法、評価基準などがあります。消費者、ディベロッパー、保険会社、規制当局にとって魅力ある「セーフティー・ケース」が求められる機能的範囲の評価基準もこれに含まれます。

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(日本語リリース:クライアント提供)