博多大丸と西海市 情報発信協定締結 「九州探検隊」県内3件目

協定書に署名し博多大丸の香川社長(右)と握手する杉澤市長=西海市大島町、オリーブベイホテル

 九州の魅力を発見・発信する「九州探検隊」に取り組んでいる博多大丸(福岡市)は20日、特産品などの情報を発信する協定を西海市と結んだ。県内では長崎、佐世保両市に続き3件目。
 「九州探検隊」は博多大丸の開業65周年記念企画として昨年6月にスタート。地域に対する恩返しと活性化への寄与を目的に、社員が3年かけて九州の119市を訪問する。大丸はインターネットで西海市の情報を発信したり、販売イベントを開いたりする予定。市側は特産品などの情報を提供する。
 締結式は西海市内であり、博多大丸の香川曉子(あきこ)社長は「百貨店は商品を手に取ってもらい五感に訴えるメディア。お客さまに魅力を伝えたい」と意気込んだ。杉澤泰彦市長は「協定を十分に生かし西海市の知名度を上げたい」と語った。

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