2019年中国盤錦地方振興産業エキスポが中国北東部で開催

2019年中国盤錦地方振興産業エキスポが中国北東部で開催

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【盤錦(中国)2019年9月24日新華社=共同通信JBN】2019 China Panjin Rural Revitalization Industry Expo(2019年中国盤錦地方振興産業エキスポ)が9月23日、中国北東部の遼寧省の都市・盤錦で開催された。このエキスポには大きな関心が集まり、合計515の国内外の企業が参加した。中国の地方振興は高成長産業になっている。

このエキスポの敷地面積は3万平方メートルで、屋内展示エリアが1万平方メートル、屋外展示エリアは2万平方メートルである。3日間の展示期間中、同エキスポは盤錦の美しい地方創出の実績や地方観光産業に焦点を当て、高品質の農産品、スマート農業、最新の農業機器、その他分野を呼び物に、約100種類の展示会プロジェクトを展開した。

遼寧省の中南部に位置する盤錦は石油化学都市、環境に配慮した農業都市、観光の都市として知られている。盤錦は何年にもわたって美しい村落の創出に専念して素晴らしい実績を収め、遼寧省そして全国に大きな影響を及ぼしている。盤錦は美しい村落の創出で持続可能な開発を行うため、地方振興産業パークの建設を昨年から開始した。

今回のエキスポは盤錦市政府とLiaoning Agricultural Department(遼寧農業局)の共催によるもので、産業パークの中で開催された。「産業の振興と環境に優しい居住適合性」をテーマにした同エキスポは新しいアイデア、新技術、新製品、新モデルを地方振興と結合させるプラットフォームの構築を狙っている。

農業、地方、そして農民は、中国では常に国家経済と人々の生計に関連した基本的な課題である。2017年末、地方産業と農民の雇用の問題を完全に解決し、村民の収入が着実に増加して安心・満足のうちに生活と仕事を確実にできるよう、中国は地方振興戦略の促進を開始した。

地方振興戦略の実施によって関連産業が立ち上がり、その産業はますます発展・拡大する。強力な政策環境と巨大な市場空間は中国の国内企業の発展を促し、世界のメーカーからの関心も引き付ける。

このエキスポに参加の企業の中にはAlibaba Cloud Computing、National Agricultural Intelligent Equipment Engineering Technology Research Center、Hanhe Robot、Jifei UAVといった国内の農業関係企業、それと共にイスラエル、オランダ、日本の国際的に有名な企業も参加している。

ソース:Panjin Municipal Government

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(写真説明:2019年中国盤錦地方振興産業エキスポが中国北東部で開催)