新浜レオン、ファーストソロコンサート開催! 西城秀樹カバー「ブルースカイ ブルー」初披露!

令和元年5月1日にデビューした新浜レオン。デビューを記念した大本山成田山新勝寺での歌唱イベントから、出身地千葉県での活動、サンリオさんとの新キャラクターでのコラボレーション、浴衣を着ての夏祭りイベント出演、横浜アリーナでの大黒摩季との共演...など歌謡曲という枠に囚われない展開が大きな話題を呼んでいる。

そして9月23日(祝・月)、遂にファーストソロコンサートを日経ホールにて開催。600人集客の会場は事前に完売となっており、ファンの期待の高さを伺わせていた。

コンサート冒頭、真っ赤な緞帳が上がるとそこにはトレードマークのグリーンジャケットを着たレオンの姿が。「キャー!!」という大歓声が会場中に響き渡る中、デビューシングル「離さない 離さない」を披露。歌の始まりから響く合いの手のような「レオン!」というコールと、サビの「離さない 離さない」部分の掛け合い。会場中を埋め尽くした緑のペンライトが曲に合わせて前後左右に揺れ、一曲目から会場は一体感を強めていった。続く一曲は「青春時代」。5月1日にリリースされたデビューシングルのカップリングにも収録され令和バージョンのアレンジで更に会場を盛り上げていく。そして、「皆さんようこそ、僕のファーストコンサートへ!本当にありがとうございます!!精一杯心を込めて歌って参ります。皆さん、最後までよろしくお願い致します!」との挨拶でスタートした「明日があるさ」。明るく元気のいいフレーズは、レオンの歌で更に爽やかさを増す。続いては「デビューしてから本当に大切に大切に歌ってきた一曲です」という挨拶からスタートした「心奪って」。デビュー曲のカップリングとして収録されたオリジナル曲はしっとりと美しく、会場を酔わせていく。

場面は切り替わり大きなスクリーンが現れる。デビューからの活動、デビューが決まった時の気持ちなどを語った映像が流れていく。「集まってくださる方が1人でも、100人でも、10,000人でもそれは関係ないというのが父の教えで、ひとりでも見てくださる方がいたら『一曲入魂』の気持ちで精一杯日々取り組んでいきます」と力強く語る姿が印象的だ。

続くコーナーはトークコーナー。黒のジャケットに着替えたレオンの登場に会場から大きな歓声が上がる中、改めてデビューからを振り返る画像の数々が紹介され、それに合わせたトークで会場に和やかな空気が流れていく。レオンの歌唱時とは違う、ちょっと天然なキャラクターが現れ、会場からは何度も笑いがおき、ステージで堂々と歌う姿とはまた違った魅力が引き出されていく。楽しそうに笑う姿は、やはり23歳の青年だ。

トークコーナーが終わりギター、キーボードが登場。ここからはアコースティックコーナーだ。「見上げてごらん夜の星を」はバックに大きな星とサンリオとのコラボレーションキャラクターれおすけが登場、会場を優しい空気で包んでいく。その後は、「涙そうそう」、「上を向いて歩こう」と続いていく。レオンのキャッチフレーズにもあるうっとりボイスは、アコースティックの演奏にとてもよく合い、優しく、穏やかで美しい響きに会場中は魅了されていった。

そして改めて何度もお礼の挨拶をした後紹介されたのは、大黒摩季の「あぁ」。先日のラジオ出演、そして横浜アリーナでの共演で話題となった大黒の曲がレオンバーションで披露され、意外性のある選曲に会場からは大きな拍手が沸き起こる。続く一曲は野口五郎の名曲「私鉄沿線」。イベント会場で募集しているというカバー曲リクエストでも特に多い一曲とのことで、曲名の発表から大きな歓声が沸き起こった。心に秘めた思いを歌ったこの一曲を甘い歌声で歌い上げ、大人の魅力溢れるカバー披露となった。そして本編最後の一曲は「また逢う日まで」。何度もかかる大きな声援に、感動で声を詰まらせるシーンもあり、応援してきたファンも熱い目頭を何度も抑えている。レオンの伸びやかな歌声がこの楽曲の壮大な世界観を広げ、会場が爽やかな空気で包まれていった。

大きく、何度も何度も響き渡る「レオン!!」というアンコールと、登場後もいつまでも鳴り止まない「レオン!!」コール。MCでは、「台風の被害が千葉で広がり、本当に歌っていいのか?と思ったこともあったけれど、これから僕に何かできることがあれば、少しでも力になれることがあれば、取り組んでいきたいと思います。」と地元千葉への思いも語った。そして続く一曲は、西城秀樹の名曲「ブルースカイ ブルー」。デビュー前からずっと憧れていたという西城秀樹のようなスターになれるよう、そして少しでも近くことができるようにとの想いを込めて選曲したというこの一曲を万感の思いを込めて歌い上げた。イントロから印象的な壮大な楽曲に乗りレオンの伸びやかの声が響き渡り、会場はこの日一番の大きな感動で包まれていった。

そして最後はこの日二度目の、デビュー曲「離さない 離さない」の披露。この日のスタートより盛り上がりを増した会場で、会場一体となっての「離さない!」「レオン!」コールに、緑のペンライトは大きく揺れ続けていった。

デビュー以来走り続けた約4ヶ月半。まだまだ荒削りではありながらも、その圧倒的な存在感と晴れやかな佇まい、伸びやかで甘く響き渡るうっとりボイス、そして礼儀正しくどこか抜けている愛らしさも含めて、目一杯につめこまれたファーストコンサートだった。「新浜レオン」のお披露目にふさわしく、誰の心にも感動のあたたかさがいつまでも胸に残るステージとなった。

セットリスト

M1. 離さない 離さない(デビューシングル)
M2. 青春時代(カバー:森田公一とトップギャラン)
M3. 明日があるさ(カバー:坂本九)
M4. 心奪って(デビューシングルカップリング)
M5. 見上げてごらん夜の星を(カバー:坂本九)
M6. 涙そうそう(カバー:夏川りみ)
M7. 上を向いて歩こう(カバー:坂本九)
M8. あぁ(カバー:大黒摩季)
M9. 私鉄沿線(カバー:野口五郎)
M10. また逢う日まで(カバー:尾崎紀世彦)
EN1.ブルースカイ ブルー (カバー:西城秀樹)
EN2. 離さない 離さない(デビューシングル)

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