阪神・鳥谷、来季は「コーチ兼任」? 将来の指導者込みで獲得も...

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まだまだできる。阪神・鳥谷敬が健在ぶりを発揮した。

甲子園を長らく沸かせた鳥谷。はたして来季は…?

2019年9月22日のDeNA戦(甲子園)で0-0の5回に代打出場して先制の左前適時打。この一打が決勝打となり、試合後のお立ち台では阪神ファンから大歓声を浴び、「なかなかここに立つ機会がなかったので懐かしい感じがしますね」と穏やかな笑みを浮かべた。

球団の垣根を越えて慕われる存在

シーズン終盤に球団から引退勧告を受けたことが報じられた今季は70試合出場で打率.216、0本塁打、4打点(22日現在)。得点打率.079と好機でも結果を残せていない。ただ同情的な見方も少なくない。スポーツ紙デスクは「鳥谷は代打の一打席で結果を残すタイプではありません。1試合スタメンに出て攻守でチームに貢献する選手です。今年の先発出場はわずか8試合。昨年もそうですが若手との競争に敗れたのではなく、若返りのチーム方針で競争もさせてもらえなかったのが現実です。本人とすればまだ野球をやりたいという思いが消えないのは当然でしょう」と分析する。

他球団への移籍を模索するなら、推定年俸4億円からの大幅減俸は避けられない。ただその条件を呑むなら、他球団でプレーする可能性は十分にある。

他球団の編成担当は「コーチ兼任」でプレーする可能性に言及した。「鳥谷は球団の垣根を越えて若手に慕われています。野球に対するストイックな姿勢は模範になるし、コーチ兼任でプレーするのも選択肢です。将来の指導者として迎えたい球団もあるでしょう。もちろん、戦力としても計算ができるのが強みです。主力の休養日に遊撃や三塁でスタメン起用できる。長丁場のペナントレースで心強い存在です」。

オリックス、ロッテ、DeNA、ヤクルト、中日も?

移籍先の候補として報道で球団名が挙がっているのはオリックス、ロッテ、DeNA、ヤクルト、中日。もちろん、希望的観測も含まれているだろう。ただ鳥谷が入ることで球団にもたらす有形無形のプラスアルファは計り知れない。獲得に乗り出す球団が複数あっても不思議ではないだろう。阪神ファンからは「鳥谷が阪神以外でプレーする姿を見たくない」、「鳥谷が納得するまで現役でプレーしてほしい」と様々な意見が飛び交う。

16年間身にまとった縦縞のユニホームに別れを告げ、来年はどの球団でプレーしているだろうか。