助産師が教える!使える授乳ケープの選び方

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助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、授乳ケープの選び方をお話しています。授乳ケープを選ぶポイント、エプロンタイプとポンチョタイプの違いなどをわかりやすく解説!

外出先で、授乳したいのに授乳室がなかったり、混雑したりしていることはありませんか? また、行楽シーズンになって屋外で授乳をすることもあるかもしれません。そんな時に授乳ケープはとても便利なアイテムです。
今回は、授乳ケープの選び方についてお話ししていきます。

授乳ケープを選ぶポイントは?

1番のポイントは、かさばらずにコンパクトかということです。赤ちゃん連れのお出かけはどうしても荷物が多くなるので、たたんで小さくなる授乳ケープが便利です。

その他ポイントとしては、
・しっかりおおえる大きさか(上や背中から見えないように)
・透けて見えないか
・暑い時期は、薄手で熱がこもって暑くならないか
・寒い時期は、保温性があって寒くないか
・コットンなど自然素材のもので赤ちゃんの肌にやさしいか
・洗いやすく清潔に保ちやすいか
などがあります。

エプロンタイプの授乳ケープ

エプロンのようにママの首にヒモをかけるタイプの授乳ケープは、首のヒモの長さを調整することができます。また、首元にワイヤーが入っているものは、襟元に丸い隙間ができるので、上から赤ちゃんの様子をのぞいて授乳ができます。熱がこもりにくく、ママの顔も見えるので赤ちゃんも安心です。

デメリットとしては、背中側まで覆っていないと脇から胸元が見えてしまうことがあります。後ろに人がいるときも、上から見ると襟元の隙間からも胸元が見えてしまうことがあります。また、襟元のワイヤーによって小さくたたみにくいこともあります。

ポンチョタイプの授乳ケープ

頭からすっぽりかぶるポンチョタイプの授乳ケープは、脇や背中側から胸元が見える心配がなく安心でき、使いやすいと思います。これからの季節には、羽織ったりアウターとして着たりしてもいいので、お出かけの時のファッションの一つになります。

デメリットとしては、熱がこもりやすく、着ているときは良いですが、脱いでしまうとかさばりやすいです。暑い時期は、薄手のものを選ぶと良いでしょう。

授乳ケープじゃなくても使えるアイテム

・ストール
普段は、首に巻いたりひざ掛けとして使ったり、お昼寝の時に赤ちゃんにかけるものとして大活躍。授乳の時は羽織ものとして、また背中や脇から見えないように巻きつけて、授乳ケープとして使います。

・薄手のガーゼおくるみやブランケット
ストールと同様に、授乳の時は背中や脇が見えないように巻きつけます。途中でずり落ちてしまったりとやりづらい場合は、両端を縛って輪っかにして首にかける、もしくはクリップや洗濯バサミで止めると落ちません。使わないときは小さく折りたためるので、バックの中でかさばらず便利です。

・カーディガンや大きめのTシャツ、チュニックなどの洋服
赤ちゃんにおおいかぶせて、服の中で授乳します。おしゃれなものであれば、荷物にならないのでとてもラクです。

個人的には、ベビーラップ(赤ちゃんをおんぶや抱っこするための長い布)を羽織ったりかけたりして、授乳ケープがわりにしていました。抱っこひもと両立できるので、荷物が減ってラクでした。

授乳ケープはママの胸元を隠すだけでなく、なれない場所での授乳で気が散ってしまう赤ちゃんが授乳に集中できるようにする効果もあります。授乳ケープを使うことで、外出中も赤ちゃんに合わせたタイミングで授乳ができます。これから秋にかけて気候が安定してくると、屋外での授乳も快適ですよ。


監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」


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