旧横須賀製鉄所ドライドック見学ツアー11月開催 米海軍横須賀基地

米海軍横須賀基地内にあるドライドック(横須賀市提供)

 神奈川県横須賀市は11月16日、米海軍横須賀基地内にあるドライドックの見学ツアーを開く。日本の近代化を支えた旧横須賀製鉄所(造船所)の歴史を知ってもらうのが狙いで、今月26日まで参加者を募っている。

 艦船を建造する同基地内のドックは1871(明治4)年、日本で初めて整備された。旧軍港4市で認定された日本遺産の構成文化財にもなっている。ツアーは同製鉄所の着工150周年を記念し、市が2015年に市民向けに初めて開催。好評だったため、翌年から参加者を一般に広げて実施している。

 今回は午前9時半から午後4時まで、計12回実施。定員は計480人。対象は日本国籍の小学生以上で、中高生以上はパスポート、写真付きマイナンバーカード、生徒手帳などの身分証明書が必要。参加費は1人150円。

 応募は1回につき、10人まで可能。全員分の住所や氏名、電話番号などを市のホームページ(https://www.yokosuka-yksk.jp/2210/event_form/20191116.html)にある応募フォームに記入するか、市コールセンター電話046(822)2500から申し込む。

© 株式会社神奈川新聞社