あおり運転14件認知 ながらスマホ事故23件 1月~8月 長崎県警が報告

 総務委では、県警が1~8月に県内で認知した危険な「あおり運転」は14件だったと明らかにした。車の運転中に携帯電話やスマートフォンを使用していた「ながらスマホ」が原因で起きた事故は23件だったと報告した。
 川崎祥司委員(公明)の質問に松岡隆交通企画課長が答えた。
 答弁などによると、昨1年間のあおり運転の認知件数は50件。このうち交通トラブルが原因の暴行容疑などで4件を摘発した。今年の摘発はない。
 昨1年間の「ながらスマホ」による事故は30件で、死亡者は1人。松岡課長は「ながらスマホ」の厳罰化が12月から実施されることに触れ「運転免許更新時の教習などあらゆる手段で周知啓発を図る」とした。

© 株式会社長崎新聞社