佐世保工「OKAPI」優勝 全国へ 長崎県高校ロボコン 正確にボール搬送 2位の大村工も

ロボット競技で優勝した佐世保工業高の「OKAPI」=佐世保市、佐世保工業高

 本年度の長崎県高校ロボットコンクール(県教委主催)は21日、佐世保市瀬戸越3丁目の県立佐世保工業高で開かれ、ロボット競技は同校の「OKAPI」が優勝した。2位の県立大村工業高の「ロールスルート」とともに、10月に新潟県で開かれる全国大会に本県代表として出場する。
 ロボット競技には5チームが出場した。各チームは生徒が操作するリモコン型と、自分で動く自立型のロボットを製作。制限時間3分で、テニスボールや卓球ボール、ペットボトルなどを指定された場所に搬送。その正確性で得点を競った。佐世保工業高3年の岡俊介さん(17)は「今日の競技を踏まえてロボットを調整し、準備万端で全国に挑みたい」と笑顔で話した。
 手作りの自走式モデルカーでタイムを競うマイコンカーラリー競技には72人が参加。アドバンスクラスは県立島原工業2年の松本拓馬さん、ベーシッククラスは同校3年の永石優斗さんが優勝した。

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