加藤農水副大臣が県内の台風被害視察 島原など3地区

農家から話を聞く加藤副大臣(中央)=島原市稗田町

 加藤寛治農林水産副大臣(衆院長崎2区)は24日、台風17号で被害を受けた島原市のハウス栽培農家など県内3地区を視察した。
 加藤副大臣は、同市と雲仙市でビニールハウスが損壊した農家を訪問。島原市の農家の男性(46)は、被害状況や作物への影響を説明し、「秋の苗植えに間に合わない。修理費用もかかるので、早急な対策をお願いしたい」などと要望した。
 諫早市飯盛町の基盤整備地区では、露地栽培の野菜の塩害、風害の状況を視察。加藤副大臣は取材に対し「生産者の声を大切にして国、県、各市が連携してどのような支援ができるか検討したい」と話した。

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