大ヒットミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』、 2020年公演のプリンシパルキャスト決定!

ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』(原題:Billy Elliot the Musical)は『リトル・ダンサー』の邦題で2000年に上映されたヒット映画をエルトン・ジョンの楽曲でミュージカル化した作品。 映画『リトル・ダンサー』を監督したスティーヴン・ダルドリーが舞台版の演出も担当、 脚本はエルトン・ジョンの波乱の人生を描いた映画『ロケットマン』の脚本を担当するリー・ホールが手掛けた。 2005年5月にロンドンで開幕すると空前の大ヒットを記録し、 最も権威ある演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞で最優秀新作ミュージカル賞を含む4部門を受賞、 2008年にはNYブロードウェイにも進出してトニー賞10冠という快挙を成し遂げ、 世界的大ヒットミュージカルの仲間入りを果たした。

本作の主役ビリー役を演じる少年には、 バレエ、 タップ、 ジャズ、 アクロバットなどあらゆるダンスの技術に加え、 歌や演技の技術も求められるため、 長年日本での上演は不可能と言われていたが、 1年以上にわたる厳しいオーディションの末、 作品を知り尽くした海外クリエイティブチームが太鼓判を押す5人のビリーが誕生、 2017年夏に約4か月に渡るロングラン公演された日本人キャスト版は、 東京と大阪で17万人を動員する大成功を収めた。

そんなメガヒットミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の日本人キャスト版が、 2020年7月に再び東京・大阪で上演される。 上演に先立ち、 厳正なるオーディションが行われ、 新たなプリンシパルキャストが決定した。

主人公・ビリーを男手一つで育てる炭鉱夫のお父さん役は、 初演時、 圧倒的な包容力で子供たちを温かく支えた 益岡 徹 と、 『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』などの大作ミュージカルを始め、 映像作品やナレーションでも活躍する 橋本さとし が演じる。ビリーのバレエの才能を見出すウィルキンソン先生役は、 磨き抜かれたダンスと歌の力で存在感を示した 柚希礼音 が続投するのに加え、 ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍する 安蘭けい が新キャストとして参加する。

さらに 根岸季衣 と 阿知波悟美 の2人の名女優が、 時にコミカルで、 時に愛らしいビリーのおばあちゃんを演じるほか、 ビリーの兄・トニー役は、 初演の好演が印象深い 中河内雅貴 と、 劇団四季『美女と野獣』で主演を務めた 中井智彦 が演じる。 ボクシング教室のコーチ・ジョージ役を演じるのは、 蜷川幸雄氏演出のシェイクスピア作品常連俳優・ 星 智也 、 そしてビリーの未来像であるオールダー・ビリー役に、 ミュージカル『メリー・ポピンズ』のバート役をはじめ、 ドラマ「ルパンの娘」(CX系)の円城寺輝役でも話題の 大貫勇輔 が続投、 劇団四季『キャッツ』『ウィキッド』などに出演し、 宝塚歌劇団への振付でも活躍する 永野亮比己 がダブルキャストで演じる。

主人公ビリー役と親友マイケル役は、 現在オーディションが進行中。 応募総数は1511人。 1年近くにわたる厳しいレッスンを乗り越え、 12月中旬に行われる最終オーディションにおいて、 ビリーとマイケルが誕生する。2020年夏、 ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』から目が離せない。

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