81歳在日韓国人男性に再審無罪

韓国最高裁、「スパイ捏造」と

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鄭勝淵さん

 韓国最高裁は25日、韓国・済州島で1972年に「北朝鮮スパイ」の容疑で軍に摘発され81年まで服役した東京都足立区の在日韓国人、鄭勝淵さん(81)の再審上告審で、逮捕状なしの1年にわたる不法監禁で嫌疑自体が捏造されたとして無罪を言い渡したソウル高裁判決を支持し検察の上告を棄却、無罪が確定した。関係者が明らかにした。

 鄭さんは電気や水を使った拷問で、虚偽自白を強要された。東京で連絡を受けた鄭さんは「再審が始まってからは、また連行される夢を見て苦しかった。やっと終わった」と話した。

 鄭さんは父の故郷の済州島でミカンを特産品にしようと苗木を届けた際に連行された。