トリエンナーレの補助金不交付

文化庁「手続きに不備」

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「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督の津田大介さん(奥中央)。同左は愛知県の大村秀章知事=21日午後、名古屋市

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題を巡り、文化庁は26日、同芸術祭への補助金約7800万円を交付しないと発表した。愛知県が補助金申請した際、交付審査に必要な情報が文化庁に申告されず、手続き上の不備があったと判断した。

 同庁関係者は取材に対し「展示内容の是非が不交付の理由ではない」と強調。ただ、展示などを巡り予想された「運営を脅かす事態」について、事前に伝えていなかったことを問題視した。

 愛知県の大村秀章知事は同日、国の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出る意向を示した。