初々しい笑顔がはじけたKiramuneの新星・SparQlew。1stライブをリポート!

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男性声優のエンターテインメントレーベル、Kiramuneの新星・SparQlew。メンバーは、いずれも若手声優として期待される上村祐翔、千葉翔也、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗の5人。2018年、「Kiramune Music Festival 2018」(キラフェス)にゲストとして出演、19年1月に1stフルアルバムを発売し、CDデビュー。同年5月には1stシングルの発売と、順調に歩みを進めてきた。満を持して、初のワンマンライブ「Winner’5」が8月17日、舞浜アンフィシアターで行われた。

オープニングでは、逆光を浴び、ステージ下から現れた5人。上村の「みんなお待たせー! 出発進行!」のかけ声とともにスタートしたのは、「Love Express」。5人並んでの“電車ごっこ”な振り付けや、上村が乗客、保住、堀江、吉永が扉に扮し、そこに千葉が乗り込んできて…と、電車内での寸劇風の演出が楽しい。「EASY GOING FEVER!」では、軽快なメロディーに乗って、早くも5人が客席に。観客はタオルを振り回したり、至近で歌う彼らを追ったり、幸せな悲鳴を上げた。「勝利の歌」では、フラッグを使った力強いパフォーマンを見せた。

観客のボルテージが上がるなか、Kiramuneの先輩の曲を歌う「Kiramuneメドレー」に突入。先輩たちの曲を大切に歌う、それぞれの表情がまぶしい。MCでは、グループカラーであるミントグリーンのペンライト一色が彩る客席に感動するメンバーたち。堀江は、「こんな海があったら、僕も夏を好きになれるかもしれない…」と感動を表現していた。

後半戦では、恋を歌った「アブラカタブラ」のキュートな振り付けで観客は悶絶。その後は、再びKiramuneメドレー。そして、メドレーの後は「ハジマリノソラ」。Kiramuneのメンバーとして、先輩たちの思いと共に歩んでいこうという決意が感じられるセットリストだった。

ラストに向けては、5人が主演を務めたドラマ「スーパーチューナー/異能機関」の主題歌でもあり、大人のムード漂う「Q Wanted」、切ないミディアムバラード「弦風景」と、さまざまな表情を見せる。「いよいよラストスパート! もっともっと皆さんの笑顔を見せてください!」と吉永が叫び、「Follow Our Dream」で会場のテンションをさらに上げていく。本編最後の曲「僕たちのHORIZON」を前に、上村は「思い描いていたものを上回る景色がありました」と語り、メンバー全員が感無量の表情を見せる。

アンコールでは、ツアーTシャツに身を包み、客席通路から5人が登場。ハートマークを作りまくりながら、「We are Traveler’5」をハイテンションに熱唱。興奮冷めやらぬ状態で突入したMCでは、なんとこの1stライブの再演決定が告知された。しかも、会場規模はさらに大きなサンプラザ中野。会場からは大きな歓声と拍手が上がった。最後の1曲を前に、メンバーからは、今日のライブの感想が語られた。

メンバー最年少である吉永は、始まる直前まで不安だったことを明かし、「心臓バクバクだったんですけど、ここに立ったら本当に楽しいっていう感覚だけがあって、最高の時間を過ごせました」とうれしさをにじませた。堀江は、「リハを重ねていくなかで、この5人ならいけるかもなって、柄にもなく思ったりして」と照れつつも話す。「みんな! 今日1日、勝てましたか?」と始まった保住のあいさつ。「今を頑張れば、絶対次があるんだ、みんなに会えるんだって分かった」と話し、自分たちの楽曲「Dear pleasure」の詞にかけて、「本当に、幸せがこんな近くにあると思いませんでした!」と喜びを見せた。上村は、「SparQlewは5人の仲間が輝く場所。今日はここにいる皆さんと、輝くことができました。これからもSparQlewは輝き続けます!」と力強く宣言。

不安を乗り越えて成功させた1stライブ。その勝利の喜びを観客と分かち合った5人は、爽やかな笑顔で歌い切り、ステージを去った。ひとつずつステップを上がっていく5人の歩みを、これからも見届けていきたい――。そんな気持ちを新たにしたライブだった。

取材・文/仲川僚子