秋を彩る竹灯籠 湯河原で「灯りの祭典」開催

昨年の「灯りの祭典」の様子(湯河原温泉観光協会提供)

 秋の夜を彩る「灯(あか)りの祭典」が27、28の両日、神奈川県湯河原町内などで開かれる。美術館の庭園に竹灯籠が並び、公園では花火も打ち上げられる。湯河原温泉旅館協同組合などの主催。

 町内の竹を使った灯籠約200本が町立湯河原美術館(同町宮上)の庭園に設置され、幻想的な光景を楽しめる。富士屋旅館(同)ではイベントスペース「アカリテラス」が設けられ、近隣の飲食店が出店するほか、ちょうちん作りや音楽ライブも行われる。

 28日には県境を流れる千歳川沿いの泉公園(熱海市)で、手に抱えた竹筒から火花が吹き出る「遠州手筒花火」や打ち上げ花火などが披露される。

 祭典は両日とも午後6時(アカリテラスは同3時)から同9時まで。美術館の庭園入場は無料。問い合わせは、湯河原温泉観光協会電話0465(64)1234。

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