NGT48問題 準備書面で被告が「山口真帆さんと私的交流」を主張 果たしてエビデンスは出てくるのか

24日の「スッキリ」(日本テレビ系列)でNGT48荻野由佳さんと山田野絵さんが出演。加藤浩次氏と笑顔でトークを展開。今まで「仮にメンバーが」という論調を展開してきた同氏との共演にファンの一部は複雑な思いをしたようで、ちょっとした話題になりました。

また、NGT48がようやく劇場公演を再開。少しずつですがNGTが一歩一歩前進しています。ファンにとっては、嬉しい限りでしょう。

そんな折、元NGT48で女優の山口真帆さんに暴行をふるった疑いで逮捕され、その後不起訴になった厄介オタ二人の青年を相手どり運営会社AKSが3000万円の損害賠償を求めて民事裁判を求めています。

第一回公判後、被告側が提出した準備書面の中身が公開され、各メディアで報道されています。

内容は、本サイトが関係者周辺を取材した情報や噂と、ほぼ同じという印象を抱きました。元々、「実は山口真帆さんの方がヲタと繋がっていたのでは?」という噂はありましたが、この準備書面はそれを裏付ける事になりかねないような内容でした。

整理すると被告が主張しているのは、

・むしろ山口真帆さんが被告(ヲタ)と繋がっていた。私的にプレゼントを渡したり、携帯番号を教えてもらい、ツイッターのDMで情報交換をしていた

・山口さんは居住マンションを被告に教えており、同じマンションには被告も住んでいた

そうすると文春の音声データの一部と食い違いが出てくるのですが。が、その音声データもそもそも、なぜ、暴行され「殺されるかと思った」相手と居住マンションの側の公園で話し合いが可能なのかという疑問は残ります。

読者の皆さんも考えてみて下さい。「殺される」ほど怖い目に遭ったらまず、110番をかけて警察を呼ぶはずです。なぜそうはせず、元メンバーの村雲楓香さんを呼んだのでしょう。そのような恐い人と、暴行直後に話し合いをするものでしょうか。一刻も早く、その現場を逃げ、大人や誰か人のいる所、警察に保護を求めるのが被害者の、通常の心理です。

真実はどこにあるのか。ファンは、あるいはメンバーはそのように思っているのではないでしょうか。

関係者によるとAKSは被告側を取り込んだと誤解されないように、被告側がエビデンスを出さないうちは容易に被告側の話には乗らないようにしているようです。第二回公判でポイントとなるのは、被告側の準備書面を裏付けるエビデンスが提出できるのかどうかに、かかってくると思われます。

準備書面を裏付けるエビデンス、山口さんとのDMのやり取りの履歴などが出てきたとしたら、この騒動の様相は全く逆転してまいますが、山口さん側の言い分もあるでしょうから、裁判を待ちたいと思います。(文◎編集部)

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