二宮和也「JCBのおかげで松本潤にプレゼントの靴を履いてもらえた」

嵐の二宮和也が9月25日、都内で行われたJCB新CM発表会にスペシャルゲストとして登壇した。「相棒のように~キャッシュレス定食~」篇は、キャッシュレス対応になった定食屋を訪れた二宮と伊藤修子演じる店員がコミカルなやりとりを繰り広げるCM。二宮は当時を振り返り、「『キャッシュレス定食』っていうのが(伊藤が)言いづらそうで。めちゃくちゃ2人で『言いづらいね』といい合ってました」と懐かしそうに明かした。

同発表会では2010年からCMに出演している二宮のために、この10年間を振り返った年表も登場。11年の「1961」篇では、「僕の人生史上で一番練習したCM撮影」と二宮。透明パネルを使って数学の公式を左右の手を使って書くCMで、「めちゃくちゃ大変でしたよ! 書く手が決まってたので。やった後にみんなで『これCGでできたんじゃない……? あれ?ってなった』」と話し、会場の笑いを誘った。

また7年前にCMで共演したキャラクター「カエルくん」との再会では、着ぐるみの口の部分から中で演じている人の“目”が見えることから「ちょっと本体の目が見える」といつもの二宮節を発揮。「カエルくん」がハグをねだると「両生類は苦手なんだけど…」と。だが笑いながらもギュッと抱きしめ、「手がベトベトしてる」と再び二宮節をさく裂させた。

19年に放送された「相棒のように~はじまり」篇では、当時のインタビューで、松本潤に靴をプレゼントしたのに履いてもらえないと愚痴っていたエピソードが掘り返された。これに対し二宮は「J(松本潤)ですか?」と苦笑い。「あの後…めちゃくちゃ自慢気に履いてきたんですよ」とうれしそうな笑顔を見せた。

続けて「彼は日本でとどまっている人間じゃないと思うから、全世界の国旗が載ってる靴を買ったんですね。全世界に飛び立ってほしいって。(松本は)『こんな靴履けるかよ』って笑って、本当に履いてこなかったの(笑)。『本当に履いてくんないじゃん』と思ってJCBの時に言わせてもらったら、履いてきたの(笑)。(松本は)履きこなしてましたね。『これで世界へ羽ばたける』と」と仲むつまじい様子を語り、発表会は和やかな空気のまま終了した。

新CM「相棒のように~キャッシュレス定食~」篇は現在、放送中だ。

取材・文/衣輪晋一

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