県警少年捜査課と鶴見署は25日、児童福祉法違反の疑いで、会社員の男(24)=千葉県木更津市、会社員の男(25)=横浜市緑区三保町、アルバイトの男(27)=横浜市鶴見区駒岡5丁目=の3容疑者を逮捕した。
会社員の2容疑者の逮捕容疑は、共謀して昨年4月8日、同市鶴見区に住む中学3年の女子生徒(14)を男性会社員(27)=児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で罰金刑=に引き合わせ、同市都筑区の男性宅でみだらな行為をさせた、としている。
アルバイトの容疑者の逮捕容疑は、昨年3月15日、24歳の会社員の容疑者の目的を知りながら、女子生徒に同容疑者の携帯電話番号を教え、連絡させた、としている。
調べに対し、会社員の2容疑者は容疑を認め、アルバイトの容疑者は「全く知らない」と容疑を否認している。
同課によると、アルバイトの容疑者が昨年2月、横浜市内で女子生徒に「金になるアルバイトを紹介する」などと声を掛けた。24歳の会社員の容疑者は出会い系アプリで女子生徒の売春相手を募り、25歳の会社員の容疑者は送迎役だったとみられる。
昨年4月中旬に、捜査員が援助交際を求める書き込みを見つけ、待ち合わせ先に現れた女子生徒を保護し、発覚した。