おかずもスイーツもできる! 簡単だけどおいしい南瓜(かぼちゃ)レシピ10

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こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです♪

秋~冬にかけて収穫期を迎えるおいしい食べ物はたくさんありますが、皆さんはどんなものが好きですか? この時期はこれからの厳しい季節に備えて、特に栄養満点の食物が豊富です。代表的なものが緑黄色野菜の南瓜。ほっこりとした食感と甘みは、疲れた体に染みわたりますよね。

この南瓜ですが、煮物ばかりになったり、調理方法のレパートリーがなかなか増えない、なんて声もよく耳にします。実は私も、数種類のレシピで回していたこともあり、割安だからと丸ごと購入してもダメにしてしまうことがありました。

保存がきく野菜のイメージがありますが、確かに丸ごとの状態だとかなり長期間大丈夫です。けれど、カットしてしまうと意外と早く傷んできてしまいます。

調理方法や保存方法を知っていれば、最後までおいしく食べ切ることはそんなに難しくはありません。今回は簡単だけどおいしい南瓜レシピをご紹介します。

栄養満点! 南瓜の魅力

栄養価が高い

南瓜の鮮やかな黄色はβカロテン。他にもビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄分などが含まれるため、ビタミン類とミネラル類が豊富。これらの栄養素は寒い季節を乗り切るために必要なものばかりです。冬至に南瓜を食べるというのは有名ですよね。

保存期間が長い

秋に収穫期を迎えますが、南瓜は保存性が良く丸ごとのままなら1~2カ月は全然大丈夫。ただしカットしたものは種周辺からカビが生えたり傷んだりしてきます。種とワタ部分をスプーンで取り除いてラップで包んで冷蔵庫に入れ、1週間程度で使い切りましょう。使いやすい大きさにカットして冷凍保存も可能です。使うときは冷凍したまま調理してください。

自然な甘み

南瓜は野菜の中でも甘みが強く、加熱しただけでもおいしいですよね。温野菜としてお好みのディップを付けて食べるのもオススメです。

南瓜は茹でて調理することも多いですが、油で素揚げしたり、オーブンで焼いたり、軽く塩を振ったりしてシンプルに味わうこともできます。衣を付けて天ぷらにしたり、ハーブをプラスして香り付けするのもいいですよね。

多彩な使い方と鮮やかな色

南瓜の魅力は栄養や甘さだけでなく、鮮やかな色と自由度の高さも含まれます。固くて切るのも一苦労な南瓜ですが、加熱すると柔らかくなります。つぶしてペースト状にすれば、使いたい形状にすることができ、何かに練りこんで使うことも可能です。

さまざまな使い方ができる南瓜は、シンプルに加熱するだけでも、他の食材と合わせても使えるので、どんどん使って、おいしく栄養が摂れるといいですよね♪

簡単! おいしい! 南瓜レシピ10

①南瓜スープ

南瓜の甘みを堪能したいならスープにするのがオススメ。色もきれいで食卓が華やぎます。

【材料 4人分】
・南瓜…1/4~1/3個
・水…300ml
・コンソメ…1個
・牛乳…300~400ml
・生クリーム…100ml
・塩、コショウ…適量

【作り方】
①南瓜は種とワタ、皮を取り除いて薄切りにし、水とコンソメを一緒に鍋に入れて柔らかくなるまで煮る。
②南瓜をブレンダーやマッシャーでつぶして滑らかにする(鍋の中でOK)。
③牛乳を加えて加熱し、塩、コショウで味を調える。
④火を止めて仕上げに生クリームを加える。

※滑らかにしたい場合は濾してください。粒々が残っているほうがお好みならフォークでつぶしても構いません。
※分量の割合はお好みで調整してください。玉ねぎを加えて作ると旨みUPします。
※生クリームはなくてもいいのですが、仕上がりの味に差が出ます。入れた方が断然おいしいです。

②南瓜サラダ

【材料 4人分】
・南瓜…1/2個
・卵…2個
・玉ねぎ…1/2個
・マヨネーズ…適量
・レーズン…お好みで
・パセリ…お好みで

【作り方】
①玉ねぎを薄くスライスして水にさらす。
②卵を茹で殻を剥き、粗くつぶす。
③南瓜を薄めにスライスして耐熱皿に乗せ、ラップをかけて電子レンジで4~6分加熱(600W)。固いようなら追加して加熱。
④材料を混ぜて、仕上げにパセリを振る。

※マヨネーズで和えただけなので、お好みで塩、コショウを加えてください。
※ナッツを入れてもおいしいです。

手乗りサイズの坊ちゃん南瓜を使うと、器ごと食べられる南瓜サラダができ上がります。この場合は、南瓜をカットせずにラップで包んで加熱してから、スプーンで中を削り取って作ります。

③南瓜のベーコン巻き

お弁当やちょっと1品増やしたいときにはベーコン巻きに。生のままだと固くて、火が通るまでにベーコンが焦げてしまいそう。カットしてから耐熱皿に乗せてラップをかけ、電子レンジで数分加熱してからベーコンを巻いてフライパンで焼き目を付けてください。

ベーコンが焼いているときに崩れてしまった! という失敗をしたことがある方も多いと思いますが、巻き終わりを乾燥スパゲッティで刺して固定すると剥がれにくくなります。スパゲッティは食材の水分を吸って柔らかくなるので、食べるときには一緒に食べられます。巻き終わり部分を最初に焼いて押さえるのも、崩れないための大事なポイントです。

④南瓜とクリームチーズの春巻き

南瓜とクリームチーズの相性は抜群! 春巻きの皮で包んで焼くと、南瓜の甘みとクリームチーズの酸味がマッチして、甘さを足していなくても、まるでスイーツのようです。白と黄色の彩もきれいなのでとても映えます。

餃子の皮が何枚か余ってしまったら、それを活用してもいいですね。クリームチーズの代わりにとろけるチーズと一緒に包んでもOK! ベーコン巻き同様、生のまま包んで焼くと、なかなか南瓜まで火が通らないので、包む前に軽く火を通しておきましょう。

⑤南瓜のクリーム煮

南瓜はクリーム煮にもぴったり。ホクホクの南瓜とトロ~リクリームにチーズが寒い季節にぴったり! 身体をあたためてくれます。

【材料 3~4人分】
・南瓜…1/2個
・玉ねぎ…1/2個
・しめじ…1/2株
・ウインナー…10本
・牛乳…200ml
・とろけるチーズ…60~80g
・醤油…小さじ1/2
・塩、コショウ…適量

【作り方】
①南瓜は種とワタを取り除いて食べやすい大きさにカットし、耐熱皿に乗せてラップを。電子レンジ(600W)で4~5分加熱。
②玉ねぎは薄切り、ウインナーは斜め切り、しめじは食べやすいくらいにほぐす。
③②をフライパンで炒め、玉ねぎに火が通ってきたら南瓜を加える。
④牛乳、塩、コショウ、醤油を加えて5分ほど煮る。
⑤とろけるチーズをかけて蓋をして、チーズが溶けたら完成。

⑥南瓜トマトチーズ焼き

今度はトマトチーズ味。しっかり焼いてこんがりさせて頂きます。

【材料】
・南瓜…1/4個
・トマト&バジルソース…大さじ2~3
・生クリーム…大さじ2~3
・チーズ…60g

※今回はコストコで販売されているクラシコ トマト&バジルソースを使用しています。トマト系のパスタソースやケチャップに乾燥バジルを加えるなどして代用も可。ケチャップだけで作っても大丈夫です。

【作り方】
①南瓜をカットし、耐熱皿に並べてラップして電子レンジ600wで4分加熱する。
②ソースと生クリームをかけ、チーズも乗せてグリルで焼き色が付くまで加熱。

グリルやオーブンで使える耐熱容器を使うと、そのまま最後まで仕上げることができます。

⑦南瓜と豚肉のバター醤油炒め

南瓜のホクホク感に豚肉の旨みが合わさって満足感のあるメインのおかずに。バター醤油でこっくり感もプラスしました。

【材料 4人分】
・豚肉…400g
・南瓜…1/2個
・ニンニク…1片
・バター…20g
・醤油…大さじ2
・黒胡麻…お好みで

【作り方】
①南瓜は薄く切って耐熱皿に乗せ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で4分加熱。
②にんにくを薄切りにしてフライパンで香りが立つまで炒め、豚肉を加えてさらに炒める。
③豚肉に火が通ったら、南瓜を加え、バターと醤油も加えて煮からめる。
④黒胡麻を振って完成。

⑧パンプキンタルト

さて、スイーツの登場です。南瓜といえば思い浮かべるスイーツはいくつもありますが、我が家で定番なのはパンプキンタルト。とっても簡単なので、南瓜がお手頃で手に入ったらよく作ります。普段家にある材料でパパっと作れるシンプルな味ですが、これが良いんです♪

【材料(タルト21cm1枚分)】
・薄力粉…140g
・塩…小さじ1/2
・バター…60g
・冷水…大さじ2
・南瓜…1/2個(皮抜きで200gくらい)
・砂糖…50g
・卵…1個
・牛乳…大さじ1

【作り方】
①薄力粉と塩を混ぜ、バターを加えてフォークでポロポロとなる程度に混ぜる(捏ねるのは不要)。
②冷水を加えて混ぜて、まとめてラップで包んで冷蔵庫で20~30分休ませる。
③伸ばしてタルト型に敷き詰め、焼いたときに浮いてこないよう何カ所か穴を開ける。
④南瓜のタネとワタを取り除き、ラップで全体を包んで電子レンジ(600W)で4~5分加熱。柔らかくなるまで追加で加熱する。
⑤スプーンで実の部分を取り、つぶしてから砂糖、卵、牛乳を順に加えてよく混ぜる。
⑥③に⑤を流し込み、170℃に予熱したオーブンで30分程度焼く。

実の部分を取った後に残った皮は処分してもいいのですが、型で抜いたりしてデコレーション用に使うのも楽しいですよ。一緒に焼くと色が悪くなるので、焼きあがってから乗せてあげてください。

同じ分量でミニタルトを6個くらい作ることができます。前日に作っておいてお弁当の1品にすることもあります。子どもがリクエストしてくる人気メニューです。

スパイシーなパンプキンタルトがお好みの場合は、シナモンやクローブなど加えてもいいですね。

⑨南瓜クリームのケーキ

南瓜クリームっておいしいですよね。4人の子ども達の誕生日は毎回ケーキを作りますが、毎年1人は南瓜クリームのケーキをリクエストしてきます。つぶした南瓜を泡立てた生クリームに加えるだけで、素朴な南瓜の甘みがほっこりおいしいクリームに。南瓜を加えるとクリームが固めになるので、生クリームを泡立てるときは7分立てくらいでかぼちゃを加えてみてください。

⑩南瓜アイスクリーム

バニラアイスクリームにつぶした南瓜を加えて南瓜アイスに。とっても簡単ですが、南瓜のおいしさを味わえます。

【南瓜アイスの作り方】
①南瓜をお皿にのせてラップをかけ。電子レンジ600Wで4分加熱。
②柔らかくなったら皮の部分を取り除きつぶす。
③バニラアイスに混ぜて冷凍(固まるまでに数回混ぜる)。

南瓜自体に甘みがあるので、砂糖などは追加していません。南瓜の量はお好みで増減しても大丈夫です。きれいにつぶして混ぜれば滑らかに、粗くつぶせば南瓜の塊が残って存在感が出ます。こちらもお好みで調整してくださいね。

白玉団子や餡子との相性も抜群です。

南瓜の色を生かすアイデア

南瓜は料理にお菓子作りに大活躍。和洋何でも使えます。実の黄色、皮の緑のコントラスもきれいなので、どちらの色も生かして飾り切りにしたり、デコ食材にしたりとさまざまな使い方もできます。ちなみに猫のケーキの黄色いクリームは南瓜クリームで、その時に余った皮を使って目を作っています。

まとめ

栄養満点の緑黄色野菜である南瓜は、保存できる期間も長く、秋~冬に掛けてぜひ食べたい食材です。色鮮やかで食卓を華やかにもしてくれ、煮ても焼いても、揚げても蒸してもおいしく、スープやおかず、デザートにまで変身します。今回ご紹介したレシピは作ってみる時間もあまりかからずに作りやすいものばかりです。電子レンジで加熱すると短時間に柔らかくなり、煮崩れや水っぽくならないので、料理に合わせて活用してみてください。